観測にまつわる問題

「最低賃金」を一応。「広島」は延期で他のテーマをやります。「経済再生」のアプローチを従来とはやや違う感じで構想中。

金密輸考

2018-01-18 00:20:11 | 政策関連メモ
消費税率10%でさらに食い物か“黄金の国ジパング” 財務省、もうなめられない?(産経ニュース 2018.1.17 08:00)

この記事を見てもっと調べてやろうと思ったのですが、調べてない分野のせいか気になる記事が芋づる式に出てきて、大量にコメント投稿をしました。勿論全貌など分かっている訳ではありませんから、体系的ではありませんが、何か使えるかもしれませんし、勉強がてら纏めておこうと考えました。全ては収録していませんし、元のコメントに加筆・修正もしていません。金密輸は前から目にしていた記事ですが、規定路線の消費税上げ反対の文脈が気になって深く考えていなかったのだと思います。法律問題に関して以前より考えるようになったので、アンテナにひっかかったというのもあるかもしれません。

密輸事件の金塊、押収された後はどうなる? 98%は同じ結末だった(withnews 2017年06月15日)

>結局、密輸が発覚した金塊のうち98%は密輸しようとした人に返却されることになります。ただし、通常の税金に加え、罰則があり、その代償は大きいです。

>財務省によると、密輸の手口は年々、巧妙・大型化しているということです。

98%は密輸しようとした人に返却されるだなんて如何にも生温い。犯罪者天国というより他ありません!金塊の密輸=100%の没収を目指していくべきでしょう。形を変えようとも(金製品であっても)全て同じでいいのでは?何せワザワザ密輸するのが有り得ない訳ですから。普通にやって密輸になることが考えにくい気がします。誤解を怖れず言えば、持ち物は税関でチェックされる訳ですから、故意ですり抜けようとしない限り、摘発されないなんてことは有り得ないのであって、摘発された時点で故意に犯罪が行われたことの証明みたいなものだと思います。どうせ「お爺ちゃんお婆ちゃんお父さんお母さんの形見ガー。酷い!」などと言い訳するんでしょうが、そういう特殊事例を主張するなら買戻しぐらいは認めてもいいと思いますが、兎に角原則没収が妥当だと考えます。全額没収のリスクを考えると、到底儲けにならないと考えられ、犯罪者はその犯罪を諦め、金密輸はピタッと止むのではないでしょうか?どうせ他の犯罪をやるんでしょうが。それでもやるなら、追徴課税まで考えるべきかもしれませんが、まずは98%も返してしまっていることをどうにかするべきだと思います。そんなことでは犯罪抑止もままなりません。懸念されるのは、全額没収を怖れた犯罪者の抵抗ですが、犯罪者の抵抗を怖れて警察はやってられないと思います。厳罰化の対処はいいと思いますが、外国人犯罪の摘発は本拠地の協力がないと没収以上の財産刑は難しいとも考えられます。

主婦が運び屋!下着の中に金塊を隠し密輸する巧妙な手口とは?:モーニングショー【2017/06/02】(TV_モーニングショー 2017-06-02)

>薬物の運搬に比べて、金は比較的罪の意識が低いこともある。持っているだけでは罪にはならないので、アルバイト感覚で行われているのかもしれない。

アルバイト感覚で金密輸する人は普通ではありません。何気にやっても万引きが犯罪と同じです。犯罪者の方々は更生してまっとうに生きてもらう必要があるんじゃないですか?関税法(e-Gov)に全く詳しくない素人ですが、第百十八条が気になりますね。「犯罪貨物等が犯人以外の者の所有に係り」「知らないで」行われる時は、没収はしないようです。犯罪者組織は狙ってそういう人を運び屋にしているとも考えられます。でも隠した時点で、知らないってことはないでしょうね。ゲーム感覚だろうが何だろうが犯罪は犯罪です。「知らない」って言い訳を許さないためには、告知も必要でしょう。嘘つきの言葉を信じる訳にはいかないのであって、言葉で何を言おうが、捕まえて有罪にすることも時には必要じゃないでしょうか?少なくとも税関を通らないような工作をしておいて何も知らないってことはないんだろうと思います。犯罪的結果の発生自体は確実ではなく、それが発生するならば発生しても構わないものとして認容している場合も未必の故意は成立するようです(大塚仁 『刑法概説 総論 第4版』 有斐閣、2008年 p.185 ウィキペディア「故意」からの孫引きで加工済み)。ですから金密輸を行った「主婦」の方々は法的に考えれば故意に密輸を行ったのであり、犯罪者と捉えて何の問題がある訳ではないと考えられます。予め犯罪ですよと広く告知することも、犯罪者をつくらないためには重要だとは思いますけどね。

ついで、少し話は少し逸れますが、密輸に関連して金密輸より厳しいとされる麻薬密輸の話です。

無実を叫びながらも死刑判決を受ける日本人。海外ドラッグ、麻薬事情(World Travel)

>欧米諸国は全体的に、薬物に対する取り締まりを緩める方向に傾いています。厳しく取り締まるよりも、条件付きで認める方が、犯罪率も悪質な使用率も下がるという考えとそれを裏付ける現実的な統計から、その流れは強まり広がる一方です。

>そんな中、アジアを中心とした国では薬物に対する取り締まりを強化し、厳罰に処することが今も少なくありません。

>そして、もう一つの可能性が、運び屋に仕立てられる例です。これは、まったくの善意の第三者として麻薬犯罪関係者に悪用されるパターンではありますが、実際にマレーシアで死刑が確定した女性の判例からも想像されるように、冤罪を証明するのは非常に難しいのが現実です。

>運び屋も、現地で知り合った人に「中国へ行くなら、これをついでに持って行ってくれない? 親へのプレゼントなんだ」といったセリフに騙されて、知らぬ間に薬物を運ばされている例や、開閉可能なハンドバッグやバックパックなどに、知らない間に薬物を入れられている例などがあります。

>どちらも本人に認識不足や危機管理能力が不足している場合があるとして、外務省などからも注意を促すアナウンスが出されています。

アジア諸国に旅行に行く際には自身の手荷物検査が必須かもしれませんね。ただ麻薬が入れられているのが見つかったとして、警察に届けたら、捕まるような気がしますけど。日本の警察ですが、自販機のお釣りの偽硬貨を警察に届けたところ、没収されたことがあります。警察からしたら、偽硬貨を換金したら意図的に持ってくる奴が出てくる訳で、当然の対応かもしれませんが、こっちとしては被害を受けて更に被害かよと釈然としない思いをしたのも事実です。ベストの対応は偽硬貨が通るその自販機でもう一回使うことなんでしょうが、モヤモヤしたものは残りますね。警察に「自販機業者も被害者」と言われましたが、「知らんわ」で、「対策をうった自販機を整備しろ」です。日本ではお釣りで出た偽硬貨をその自販機で使ったような場合は情状酌量で罪にはならないんでしょうが、一罰百戒厳罰で麻薬を取り締まっている国というのは超怖いですね。正当な理由があっても「言い訳」扱いなんでしょう。ですから、素人考えですが、法制度が未整備で麻薬取締りを厳罰で臨んでいるような国は、自分の身を自分で守るため自分の手荷物検査をして、もし怪しいものがあったら、コッソリポイ捨てすることが大切ではないかと思います。それで完全に大丈夫とも限りませんが(ポイ捨て現場を押さえられる可能性もあります)、それが嫌なら、そういう国にはいかないことが大切なのかなと思います。

金密輸って利ざやを稼ぐためには量を捌くことが求められると思いますし(最近増えているという大型案件の事例としては「史上最大の金塊密輸、香港・韓国ルート急増…消費税アップで〝うまみ〟 捜査当局は厳戒態勢」(産経ニュース 2016.2.11 11:00)を参照しています)、そもそも金は重いので、コッソリ知らずに持たせて冤罪に追い込むことが難しいと考えられます。素人を密輸に使うような金密輸の小規模案件を想定しても、初犯なら没収だけに止めて懲りない累積犯に刑事罰を加えるということも考えられると思います。麻薬と違って冤罪が考えにくいと思うんですよね。一方麻薬は何らかの理由で悪党に狙われたら、犯罪者にしたてられる恐れがあるのであって、それで厳罰されたら命が幾らあっても足りるものではありません。

また、麻薬密輸に比べて金密輸は如何にも量刑が甘くないでしょうか?指示を出している組織が外国にある場合、罰金をキッチリとれればまだいいですけど、そうでないなら、捕まえた運び屋をより厳しく罰していくより他ないとも考えられます。いずれにせよ、増加している犯罪を抑止するためには犯罪のメカニズムを理解して適切に対処していくことが大切なんだろうと思います。

【脱税】金の密輸無くならない理由は消費税という税金?(NAVERまとめ)

例えば「金の利益が雪だるま式に増える錬金術」(出典 金塊 闇の“錬金術”~私たちの税金が奪われる~ - NHK クローズアップ現代+)など手口が詳しく書いていて上記リンクは参考になります。摘発率を上げる試みは当然必要ですが、犯罪者どもとのいたちごっこになる訳で、増える犯罪に対応するためには、無罪にしないことと有罪になった時に厳罰にするのが定石なんだろうと思います。経済犯は利に聡いと考えられますから、追徴金が十分取れれば犯罪の抑止は可能と考えられます。大掛かりな密輸案件では、指示を出している組織から追徴金がとれるかどうかがポイントで、外国政府が協力してくれないと単独では対処が難しいとも考えられます。

金密輸で韓国籍男2人逮捕=消費税1億円超を脱税容疑-東京地検(時事 2017/11/21-19:46)

>逮捕容疑は5月中旬から8月下旬の間、数十回にわたり、航空貨物の太陽光発電式照明装置の中に隠すなどの方法で金を密輸した疑い。

職業「密輸」見紛う事なき犯罪でメシを食っている犯罪者ですね。会社役員(35)というのも不審です。3ヶ月で数十回に渡り日韓を往復するような若くて有能な起業家の類が執拗に密輸を繰り返すことが考えにくい訳で、無職の類の人が犯罪に手を染めたってことのようにも見えます。それは兎も角、刑罰が軽すぎると、逮捕されるリスク込みで犯罪をあえてする人は抑止できないと考えられ、金密輸の罰則はやはり軽いんじゃないですか?認否は明らかにされていないようですが、金を売りさばいている事実が抑えられれば物証アリで、何を言おうが言わまいが有罪は免れないのではないかと思います。

金の密輸:その驚くべき手口と方法(金投資のおすすめ 2017年07月26日)

>全日空や日本航空は、航空機の機体を国際線と国内線で区別しているものの、LCCは、同じ機体を使っていることを利用した手口。

金密輸には様々な手口があるようで、この記事は参考になります。狡猾な犯罪者の悪知恵は本当にどうしようもありません。抜け道を防いでいく対策が必要だと思います。犯罪者ご用達LCC(笑)

>韓国からの帰路であれば、名産品のキムチや高麗人参は不自然ではありませんね。その中身を捨てて金塊に入れ替える方法。

>幸い、金は、キムチや酒に漬けられても変質しませんから、安心して隠すことができます。しかも金の隙間に粘土を詰めて物音が出ないような工夫、も。

キムチや高麗人参の容器ごときで金属探知機がかいくぐれるとは思いませんが、金属探知機にかけられなければすり抜けられますね。また、税関は金属探知機を回避するテクニックに対する対策はたてていると信じます。例えば金属探知機をすり抜けられる材質の容器の類があるとすれば、それだけで中身は怪しいと考えざるを得ません。不謹慎かもしれませんが、キムチ漬けになった金を想像すると滑稽に感じてしまいます。この犯罪に賭ける情熱よ!有罪にならなければ犯罪ではないとでも思っているんでしょうか?北朝鮮とかいうならずもの国家も同じかもしれません。犯罪の抜け道をドンドン塞ぐと、何故かコロっと逝っちゃうんでしょ?(笑)そうなった時が奴らが更生に向かう時じゃないですか?

以上です。これだけは纏めておこうと考えたのですが(後回しにすると絶対にやれなくなるので)、深夜2時を回っています。体調が悪化しないことを祈り、この辺でとりあえず寝ます。
『事件』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« 風邪をひきました | トップ | 私学の体質強化まったなし »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

政策関連メモ」カテゴリの最新記事