観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

大相撲(ファンのためのルール改訂を)

2018-05-19 12:47:09 | 日記
相撲ファンで外国人力士嫌いは多いですね。

モンゴル勢が強すぎるのが問題なんでしょう。曙・小錦・武蔵丸の時代もありましたが、今のモンゴル勢の席巻はそれ以上だと言えます。相撲は神事と言う人もいるようですが、筆者は基本的に国技館に足を運んだりテレビを視聴したりする人達のためのスポーツだと思っています。特に外国人差別をする気もありませんが、スポーツはファンのためにあるべきであり、ファンが望まない状況は好ましくありません。何処の国何処のスポーツでも大体国籍枠はあるでしょうし、それが当然だとも思います。相撲でも外国人枠はありますが、外国人枠というより国籍別に枠があった方がいいかもしれません。

というのもモンゴル勢は星の売り買いを囁かれており、それは基本的に不正ではあるのですが、徹底根絶をするとなると怪我人続出で興行が成り立たないとも言われます(モンゴル人だけと言えるでしょうか。こうした指摘はモンゴル勢の活躍以前からありました)。これまで通り曖昧にやるという前提ならば(多くの相撲ファンがそれを望んでいるような気もします)、上位にモンゴル人が固まっている有利な状況を変える必要があるはずです。対策としては総数の削減と質の低下です。後者はルール上定めることはできません。

ハワイ勢が活躍しなくなった理由は分かりませんし、モンゴル勢が強い確たる理由も分かりませんが、本当に強い二人朝青龍と白鵬に関して言えば血統かなと思いますね。朝青龍の父もモンゴル相撲で強かったようですし、兄はレスリングで五輪に出ています。白鵬の父はモンゴル相撲の名横綱ですね。白鵬は入門当初は痩せており小柄で期待されてなかったという話ですが、あの強さですから血は争えません。良血馬は必ずしも名馬ではありませんが、名馬になる確率が高いことは否めません。競馬はブラッドスポーツと言われますが、人間も動物の一種と言え似たようなところもあると思います。いずれにせよ、モンゴルから強そうな子を連れてきて大相撲に放り込む限り今の状況が変わることなく、大相撲の人気に影響を与えてしまう可能性はあると思います。ヒールはいてもいいと思うんですけどね。

別にモンゴル人や外国人が憎い訳ではありませんが、興行はファンの声援に支えられていることは否めず、審判のえこひいきはなりませんが、ルールをファンの望むように変えていくことも主催者の務めかと思います。日本もスキージャンプで悔しい思いをしましたが、欧州中心のスポーツであることは否めず、柔道でもそれに似た思いをしたかもしれませんが、国際化で外国に競技者が広まった現実はあります。大相撲はまだまだ日本のスポーツです。最初から外国人を入れなかったら外国人に席巻される不満も無かったかもしれませんが、今更外国人お断りもできませんし、外国人をえこひいき判定で負けさせる訳にもいきません。相撲はプロレスではなく、予定調和を求めるならプロレスを見るしかないんでしょう。

指摘されがちな白鵬の態度に関しては、品格云々を筆者は言いませんが、ある程度ファンの望むような態度をファンサービスでとることが重要かと思いますね。相撲は神事を強調する人もいらっしゃいますが、筆者はスポーツであり興業だと捉えた方が良いと思います。神事は地元の人の信仰のためのものであり、受信料を払っているテレビで流したり、入場料をとる相撲場でやるものではないと考えます。

以下余談ですが、個人的には相撲は千代の富士強いから始まり若貴ブームで自分が兄という理由で若花田(当初の四股名)ひいきで次いで朝青龍ひいきだった頃が相撲に対する関心のピークでした。熱心な相撲観戦者だったことはありません(話を聞くと相撲好きにアンチ外国人は多いです)。朝青龍がいいと思ったのは、早い・強い・上手いと指摘する方もいらっしゃいますが、優れた運動神経を活かした取り口が好みだったことがあります(大型力士の押し相撲はあまり好みではないんですよね)。記憶に残る一戦は朝青龍VS栃東です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿