観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

一夫多妻文化の残存

2023-09-19 04:03:04 | 少子化・男女問題
SNS上で「弱者男性は淘汰されるべき!」という差別が横行しており、年収の低い男性はパートナーを見つけることが難しいようです。

男女は半々に生まれますから、弱者男性が差別される社会は一夫多妻制の社会というか文化なんでしょうね。私の周囲では知りませんけど(戦後日本でメジャーな文化に思えませんけど)、妾という(古めかしい)言葉はあります(実態は兎も角、文化として伏流していたのかもしれません)(戦前は一般的だったようです)。(主にバブル期に)玉の輿という言葉もありますね。一人の男性が複数の女性の面倒を見ることは違法ではありませんが、法では推奨されていません(重婚は出来ません)。

このズレを解消するには、一夫一妻制に適合していくか、一夫多妻制に変える(戻す?)しかありません。まぁ数は力ですから、前者の方が社会としては強いと思われ、日本は前者の方向に進むしかないと私は思いますけどね(日本に何時バブルが再来するかですし、それが望ましい社会なんでしょうか?)。

大体、一人で一つの家族を支えるのも大変なのに、一人で二つの家族を支えることが出来る年収ってどれほどになるんでしょうか?(それでイケメンがいいとか無理な話です)女性が稼いで自立していればいいと思うかもしれませんが、それなら一人のパートナーがあった方がいいのでは?

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1 コメント

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妊娠出産と医療 (管理人)
2023-10-03 18:00:16
「下流」は安いと言って助産院の利用があるかもしれませんが、医師が常駐しておらず、医療行為(帝王切開や陣痛促進剤の投与等)が行われないのが助産院です。難産が多い高齢出産に適していないことは明らかです。難産に伴う低酸素・虚血が周産期脳障害を発生させる可能性もあるようです。

産婦人科も医療行為をしながら、妊娠は病気でないため、保険が適用されません(国民皆保険の対象外)。経営がかつかつと言いますが、国が子育て支援をしても便乗値上げで、国民の負担を下げさせてくれません。妊娠出産の何が標準治療か議論をして、適切な治療が安く受けられるようになれば、少子化も幾ばくか改善されるのではないかと思います。

ただ、日本の妊産婦死亡率は高くありません(現状の制度を担っている方々の努力は否定できません)。もっと下がり得るし、難産を原因とする障害の発生も減らし得るということだと思います。
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