風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

11-112農家の逆襲だよ

2016-11-02 19:50:31 | この道の先に

風の谷通信No.11-112

夕方のニュースで野菜価格を報じている。キャベツが高い。ハクサイとニンジンはもっと高い。あまりの高騰に悲鳴を上げて学校給食を全廃した自治体があるという(テレビニュース)。

当たり前ですよ。播種期や生育期の気候が悪かったんだから。覚えているでしょう、あの酷暑を。農家はあの酷暑の中でとにかく頑張っていたんですよ。価格の高い水を畑まで運んで運賃付きの高い水を撒いて野菜を護り、ネットを張って日陰を作り、それでもまともな収穫がなかった。だから価格が高くなっている。

普段は安い野菜を買って、感謝の心もなく傲慢を決め込んでいる都会人たちがいまやシッペイ返しを受けているんだ。贅沢ばかり言って、農業を嫌い、きれいな野菜を安く買いなれてきた都会人達への報復です。もっと食料不足に襲われればよいのに。

その中で、直売所へ安い価格で出荷すると地元の消費者が群がっている。毎日毎朝、安い新鮮な野菜の取りあいですよ。結構な事です。地元の人達は救われている。農家に取り巻かれているから助かっている。

 

さて、もう数年も前に記録したことだが、このクニの人達は徹底した食料不足に見舞われないと目覚めないんだ。自分たちの生活がいかに根無し草であるかということを実感しないと目覚めないんだ。阪神大震災で実感したはずだが。東北大地震で骨身に沁みたはずだが。それでもなお自覚できないか。砂上の楼閣に安眠を貪っている浮き草達にはもっときびしい天の怒りが降ればよいのにね。中でも永田町でTPPなんて空論を弄んでいる奴らこそ天罰を受ければよいのだがなあ。

クニのすべてが飢餓に陥るほどの不作が襲えばこのクニも目覚めるだろう。カネを払っても買える食料がない、店頭に農産物が並んではいない、という程になれば気づくかな。それまではムリかな。

秋の褒章を受けた伊集院静さんが書いたように、このクニの人達は「何が大切かを考える力を亡くした」のではなかろうか。

 

 

 

 

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