風の谷通信 さん農園便りNo.50
17日に「夏が来る」と書いたばかりのに、きょうは暑々の夏日和、
いきなりの夏です。4日前と2日前の大雨ではなすこともなく
ポテトカウチで、それでも藤沢周平の小説を読み返していました。
「用心棒日月抄」4部作はこの歳になるとなお一層味わい深く感じます。
さて、きょうの夏日和に適した詩を呼び出したので掲載します。
夕陽に乾杯と合掌 5. 20, '00
紅色と白色のサツキが雨に叩かれて/ ひそやかに色褪せたあとの庭は/
深い 深い緑の季節だね//
足下の雑草は好き放題に伸び上がり/ キャラの樹もコナラの樹も緑を
盛り上げて/ 紅楓さえもが緑を帯び始めて/ 風はさやかに背を流れる
・・・・・・・/ いよいよ初夏の到来だね//
庭にテーブルを拡げてささやかに/ 独り宴の舞台を作り/ きょう一日の
自分の健闘に対して/ 自賛の盃を挙げよう//
厚雲の切れ間を西へと沈んでゆく/ 太陽に向かって乾杯し/
阿弥陀如来の世界に向けて合掌する/ きょう一日 独りだけの幸せでした//
(詩は以上・合掌)
17日に「夏が来る」と書いたばかりのに、きょうは暑々の夏日和、
いきなりの夏です。4日前と2日前の大雨ではなすこともなく
ポテトカウチで、それでも藤沢周平の小説を読み返していました。
「用心棒日月抄」4部作はこの歳になるとなお一層味わい深く感じます。
さて、きょうの夏日和に適した詩を呼び出したので掲載します。
夕陽に乾杯と合掌 5. 20, '00
紅色と白色のサツキが雨に叩かれて/ ひそやかに色褪せたあとの庭は/
深い 深い緑の季節だね//
足下の雑草は好き放題に伸び上がり/ キャラの樹もコナラの樹も緑を
盛り上げて/ 紅楓さえもが緑を帯び始めて/ 風はさやかに背を流れる
・・・・・・・/ いよいよ初夏の到来だね//
庭にテーブルを拡げてささやかに/ 独り宴の舞台を作り/ きょう一日の
自分の健闘に対して/ 自賛の盃を挙げよう//
厚雲の切れ間を西へと沈んでゆく/ 太陽に向かって乾杯し/
阿弥陀如来の世界に向けて合掌する/ きょう一日 独りだけの幸せでした//
(詩は以上・合掌)