最近読書欲が無い。そういった日々が続いている。
三週間のイランの旅を終えて帰ってきてからというもの,色々な本に手を出し、最後まで読まないことが多い。
最も本は全てを読むのでは無い。或は、気になる項目だけ読むべきだと書いたハウツー本さえあるのだから、あながち間違いでもないかも知れない。
ところでわたしは心に引っかかっている16冊がある。
宮田登の日本を語るシリーズである。
これを読まずして、前には進めない。
わたしにとっては、興味深い本なのだ。
子(息子)が学生の頃は恵まれていた。大学構内の複数図書館には日本を語るシリーズは置かれていた。
その子もこの春に卒業した。
これはわたしにとって大きな痛手である。
友に頼みたいが、大阪の大学にはこのシリーズは無い。
近隣図書館に頼み続けるのもおこがましい。
わたしの心は空虚感に満ちていた。
過去わたしが読んだ日本を語るシリーズは
2、3、5、6、7、8、9、10、11、13、14
の11冊で残り 5冊。
1、4、12、15、16
である。
だが、改めて16冊全てをもう一度じっくり読みたい。メモをとり図を描きながらながら読み進めたいと思うようになった。
こういった気持ちは初秋の頃から少しずつ確実に大きくなり始めた。
気持ちは渦をまいて広がる。
宮田登、宮田登、宮田登・・・。
もう限界である。
お家は本棚が限界をきたしている。
家族には小さめのトラックで本をある場所に移動してもらっているので、少々後ろめたい。
夫に了解を得て、今しがたネット注文。
【return】を押す手は緊張感を感じた。
とりあえず半分の8册を頼む。
うひゃひゃひゃひゃ ひゃぁ。
この喜びを誰かに伝えたい。
わたしはこの喜びを抑えきれずに、ここに記録を書き込んでいる。
今宵はうれしくて眠れそうにない・・・。
遠足前夜,興奮。余りにもうれしくて朝まで眠れなかった気持ちに近いかも知れない。
宮田登、宮田登、宮田登・・・@^^@
明後日くらいには届くだろうか?早くこいこい、宮田登せんせい~~~と心は鼻歌まじりか・・・。
一足早いクリスマス。
大人になっても変わらない阿呆である。
書名 民俗学への道 1
概要 疎開体験、ムラ社会、狐憑き、妖怪、手作りの歴史。宮田民俗学の原点を探る。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071338
出版年月日 2006/02/01
書名 すくいの神とお富士さん 2
概要 ミロク信仰、布袋和尚、富士信仰、鯰絵。日本人が求めた「救い」の源流を解き明かす。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071345
出版年月日 2006/03/01
書名 はやり神と民衆宗教 3
概要 ハヤマ籠り、富士塚信仰、福の神、オタモイ地蔵。祀り上げ、そして祀り棄てられる流行神とは何か。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071352
出版年月日 2006/04/01
書名 俗信の世界 4
概要 絵馬、安産の神仏、言霊、鬼門、都市の禁忌。人は神や仏に何を祈るのか。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071369
出版年月日 2006/05/01
書名 暮らしと年中行事 5
概要 ハレ、カミゴト、正月、トンド焼き、彼岸、八朔。日本人の季節感や行事の意味とは。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071376
出版年月日 2006/06/01
書名 カミとホトケのあいだ 6
概要 恵比寿さま、福の神、山の神、田の神、道祖神。日本人にとって、神と仏とはどのような存在なのか。その信仰を探る。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071383
出版年月日 2006/07/01
書名 霊魂と旅のフォークロア 7
概要 人魂、祖霊、野辺送り、ケガレ、観音霊場、四国遍路。カミ観念の原点と、旅の民俗的意味を探る。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071390
出版年月日 2006/08/01
書名 ユートピアとウマレキヨマリ 8
概要 隠れ里、よみがえり、山岳信仰、天道念仏、たたり。民衆に伝わる理想郷、生まれ変わりの思想とは。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071406
出版年月日 2006/09/01
書名 都市の民俗学 9
概要 辻の神、梅若説話、番町皿屋敷、赤マント、口裂け女。都市民俗学の先達が語る、不思議空間の物語。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071413
出版年月日 2006/10/01
書名 王権と日和見 10
概要 日和見、日知り=聖、時の鐘、天皇信仰。王権は、どのような民俗的基盤の上に存在するのか。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071420
出版年月日 2006/11/01
書名 女の民俗学 11
概要 女護島伝説、「妹の力」、女人禁制、嫁と姑、婦人会。神聖視と不浄感。相対立する意識の根源を探る。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071437
出版年月日 2006/12/01
書名 子ども・老人と性 12
概要 七五三、わらべうた、姥棄て、八百比丘尼、性の祭り。子供、老人、性に見出された霊性とは。
ジャンル 日本歴史 > 女性史・ジェンダー・家族史
民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071444
出版年月日 2007/01/01
書名 妖怪と伝説 13
概要 狐火、雪女、河童、鯰男、人面魚。日本人は、妖怪の姿に何を託したのか。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071451
出版年月日 2007/02/01
書名 海と山の民俗 14
概要 ジュゴン漂着、百合若伝説、鬼女、木曾路霊界。海人と山人は基本的な部分で類似する。その共通点とは。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071468
出版年月日 2007/03/01
書名 民俗学を支えた人びと 15
概要 菅江真澄、柳田國男、折口信夫、南方熊楠。民俗学史上の大先達と、親しい研究者を温かい視線で描く日本民俗学史。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071475
出版年月日 2007/04/01
書名 民俗学の方法 16
概要 民俗的時間、非「常民」、世間話、映像民俗学。民俗学の進むべき指針を示す、宮田民俗学の結晶。
ジャンル 民俗学
民俗学 > 個人著作集
シリーズ 民俗学 > 宮田登 日本を語る
著者 宮田 登 著
ISBN 9784642071482
出版年月日 2007/05/01