超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波システム研究所(脱気マイクロバブル)no.260

2016-02-12 17:37:21 | 超音波システム研究所2011

超音波システム研究所(脱気マイクロバブル)no.260

脱気マイクロバブル発生装置の利用目的は
温度・溶存気体濃度・・・による液体の分布により
超音波がレンズ効果・・・による屈折・干渉・減衰を小さくするためです

特に、(溶存気体濃度が小さい)重くて冷たい水槽の底にある液体と
(溶存気体濃度が大きい)軽くて高い温度の水槽の液面付近の液体を
均一にするためには、マイクロバブルの拡散性が有効です

水槽全体に効率よく、均一な液体の状態を設定するには
以下の点が重要です
1:水槽の設計
2:振動子の設置
3:液循環の設定
4:各種の制御
5:上記の対策により実施した状態を測定評価すること

この動画は
上記の対策の参考事例を紹介しています

実際には
水槽の構造や、振動板の使用・・・により
具体的な事項に合わせた、バランス設定が重要です

水槽設計が悪い場合は
そこを基準にバランス設定することが良いと考えています


超音波(伝搬状態)測定・解析に特化した
 << 超音波コンサルティング >>

超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 超音波実験 ultrasonic-labo... | トップ | オープンソースの統計解析シ... »