脱気・マイクロバブル発生液循環システム ultrasonic-labo 超音波システム研究所
超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>
超音波制御技術 <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>
超音波システム研究所は、
超音波とマイクロバブルを利用した、
表面改質技術を各種治工具・・・に適応させることで、
超音波の相互作用を考慮した、応用技術を開発しました。
超音波とマイクロバブルによる表面改質効果により
高い音圧レベルによるキャビテーション効果や
液循環による加速度効果(音響流)を制御して
効率の高い超音波の利用を可能にします。
上記の具体的な技術として
各種治工具(設置台の条件・・)と超音波の相互作用による
超音波の非線形現象(バイスペクトル)を
目的に合わせて制御する技術を開発しました。
超音波の伝搬状態の測定・解析技術を利用した結果、
高調波の制御を実現していること
非線形現象を調整できることを確認しています。
システムの音響特性を確認して対応することがノウハウです
超音波実験 Ultrasonic experiment ultrasonic-labo
オリジナル超音波プローブの「発振・制御」技術 ultrasonic-labo 超音波システム研究所
超音波洗浄技術no.50
超音波洗浄は以下の工夫で行っています
1)対象物に有効な超音波の計測技術
2)専用の間接容器の利用技術
3)キャビテーションの制御技術
4)液循環による安定した超音波の利用技術
5)洗剤やビーズと超音波の利用技術
<<超音波システム研究所>>
オリジナル超音波実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)
超音波洗浄<具体的検討事項について>
1) 洗浄物が樹脂の場合は超音波によるダメージが発生する
2) 洗浄物がガラスの場合は超音波によるパーティクルの表面集積がある
3) 洗浄物が金属の場合は表面処理に対応した超音波の影響がある
4) 超音波洗浄における洗浄槽内の音圧は、溶存空気濃度により大きく変化する
5) 溶存空気濃度は洗浄槽の形状(大気と接触する面積)・洗浄液の循環状態・液温・
大気圧 等により幅広い範囲に分布した状態になる
6) 超音波洗浄における洗浄槽内の音圧は、液温により大きく変化する
7) 洗浄液の温度を高くすることにより洗浄効果を上げる事ができる
(水の場合、最適値は50~60℃)
8) 大切なのは洗浄液の選定。
使用する洗浄液の「表面張力の状態」・「界面活性剤の濃度」・「膜と泡の状態」の
最適な使用条件が必要
(超音波エネルギーを高率よく伝達するために、
洗剤などの界面活性剤は間接水槽の利用等で使用される場合もある
一般的には2から3%の界面活性剤は音圧を強くする)
9) 各種条件が時系列に変化する中で安定した状態にする必要がある
(超音波の「屈折・反射・透過」は音響インピーダンスの変化により変わる)
10) 洗浄システムを検討するためには現状のデータ採取が必要である
11) 超音波による音圧は洗浄物の材質・レンズ効果により大きく変わる
12) 超音波による音圧は洗浄液の不均一(温度分布、流速分布)により大きく変わる
13) 超音波による音圧は洗浄液の
循環効率(Do濃度、界面活性剤分布)により大きく変わる
14) Do濃度の変化は自己回帰傾向(自己回帰構造の動的特性)がある
15) 水面の波立ちによりDo濃度が変化する
16) 水槽の底面にはDo濃度の低い循環しにくい水があつまる