超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波セミナー 2013年 4月 1日(月)

2013-03-21 18:07:56 | 超音波システム研究所2011

超音波キャビテーション模様 2

 

超音波セミナー
 洗浄の基礎と
 超音波洗浄技術の実務への活かし方
 および具体的なノウハウ

超音波システム研究所は、
下記の通り超音波セミナーを行います。

タイトル
「洗浄の基礎と超音波洗浄技術の実務への活かし方および具体的なノウハウ 」

~超音波の状態を判断する方法、

 「超音波サイクル」の設定方法、

 安定した利用のための注意事項・改善のポイント、

 洗剤・溶剤の利用技術~


講師 超音波システム研究所 代表  斉木 和幸

日時 2013年 4月 1日(月)10:30~17:30

会場 日本テクノセンター研修室

住所: 東京都新宿区西新宿二丁目7-1 小田急第一生命ビル 22階
    JR「新宿駅」西口から徒歩10分

受講料(税込)

   1名:47,250円

    同時複数申込の場合 1名:42,000円

主催:株式会社日本テクノセンター

申し込み http://www.j-techno.co.jp/



<<概要>>

習得知識

 ・超音波洗浄の基礎(基本的な考え方)
 ・超音波洗浄効果の確認および改善方法
 ・超音波洗浄システムの開発方法
 ・超音波装置の応用方法

講師の言葉

洗浄に関する現象は大変複雑です。
 現在の洗浄状況に関して、次のような、強い要望を確認しています。
 「具体的な実務レベルの超音波洗浄方法」を知りたい。
 特に、
 1)絶対に行ってはいけない事項や
 2)超音波が減衰してしまう事項について知りたい
 といった要望を多数いただきました。

このセミナーでは、
 実際に、洗浄槽で起きている超音波の状態を判断する方法、
 あるいは超音波の設定方法・・について、
 注意事項・改善のポイントをノウハウを含めて説明します。
 
例えば、
 朝昼晩と変化していく超音波の環境変化に対する、
 安定した利用のための、
 注意事項や超音波利用ノウハウは
 生産ラインにおける洗浄技術として、
 大変重要ですが見落とされがちです。

さらに、
 目的とする洗浄レベルが高くなっている現状では
 キャビテーションのイメージで超音波洗浄に取り組むと
 各種の工夫が逆効果になる傾向があります。

理由は、
 加速度効果(音響流)に対する認識です。

セミナーでは、音響流による現象を取り上げます。

超音波洗浄に関して、
 音響流を効果的に利用することで
 洗浄効率や洗浄範囲が飛躍的に改善できる具体的方法を説明します。

音響流による現象の体系的な解明は行われていません。
 現状では、技術としての利用に関して
 これまでの実績を含め、
 具体的な方法をノウハウとして提示します。

特に洗剤・溶剤に関する超音波洗浄ノウハウは、
 あまり知られていませんが、成功事例が多数あります。

事前に「質問・問い合わせ」があれば、受け付けます。

プログラム

1. 超音波を使った洗浄の原理
  (1). 水中の超音波
  (2). 空中の超音波
  (3). 弾性体の超音波
  (4). キャビテーション効果
  (5). 加速度(音響流)効果
  (6). 超音波の伝搬現象
  (7). 超音波による物理作用・化学作用
  (8). 超音波洗浄の原理
  (9). 超音波洗浄の効果

 
2.超音波で洗浄を行うための注意点
  (1). 絶対に行ってはいけない事項
  (2). 止めたほうが良い事項
  (3). 超音波利用の考え方
  (4). 均一で安定した超音波
  (5). 現状の問題
  (6). 問題の整理
  (7). 対処方法について
    a. 振動子の設置方法
    b. 水槽の設置・固定方法
    c. 超音波の評価・判断方法
    d. 液循環の設定方法
    e. 超音波の基本特性
    f. 超音波装置の最適化
    g. 効率の高い利用状態
    h. 保守・管理方法
    i. 水槽の構想・設計について

3. 効果的な超音波洗浄を行うための「ノウハウ
  (1). 効率の高い均一な超音波照射方法
     ・脱気・マイクロバブル発生装置の利用
     ・超音波水槽内の液体の均一化、ナノバブルの発生・・
  (2). 主要伝搬周波数(キャビテーション)の制御方法
     ・超音波振動子の設置技術の採用
     ・音響流、水槽構造、治工具・・・
  (3). 目的に有効な「超音波サイクル」の設定方法
     ・液循環制御技術の採用
     ・弾性波動、洗浄対象物の音響特性、・・・

4. その他 参考事例の紹介
  (1). 揺動装置
  (2). 洗浄物の数量と固定方法(治工具)
  (3). 洗浄物の材質、形状への対応
  (4). 超音波「流水式(シャワー)」洗浄
  (5). 洗剤、溶剤の利用
  (6). 大型水槽
  (7). 洗浄システム開発について



参考

 シャノンのジャグリング定理を応用した
 「超音波制御」方法
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1753

 超音波による表面改質技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1527

 デジタルカメラによる
 キャビテーションの写真を利用した超音波制御技術
 http://ultrasonic-labo.com/?p=1461

 超音波を利用した、「ナノテクノロジー」の研究・開発装置
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2195

 超音波システム研究所のコンサルティング
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2187

 超音波「測定・解析」装置(超音波テスター)
 http://youtu.be/b6QyutNgxi4


【お問合せ先】
超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ  http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/

インフォメーション http://ultrasonic-labo.com/blog



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<川の流れの観察>

2013-03-21 11:05:45 | 超音波システム研究所2011

<川の流れの観察>

サイバネティクスはいかにしてうまれたか
  ノーバート・ウィナー著 みすず書房 1956年 より

 ・・・・・・
 理想的には、単振動とは遠い過去から遠い未来まで時間的に
 不変に続いている運動である。
 ある意味でそれは永遠の姿の下に存在する。
 音を発したり、止めたりすることは、
 必然的にその振動数成分を変えることになる。
 この変化は、小さいかもしれないが、
 全く実在のものである。
 有限時間の間だけ継続する音符はある帯域にわたる多くの
 単振動に分解することができる。
 それらの単振動のどれか一つだけが存在するとみる事はできない。
 時間的に精密であることは
 音の高さがいくらかあいまいであることを意味し、
 また音の高さを精密にすれば必然的に時間的な区切りがつかなくなる。
 ・・・・・・・

 ・・・・・・・
 こうして、サイバネティクスの立場から見れば、
 世界は一種の有機体であり、そのある面を変化させるためには
 あらゆる面の同一性をすっかり破ってしまわなければならない
 というほどぴっちり結合されたものでもなければ、
 任意の一つのことが他のどんなこととも同じくらいやすやすと
 起こるというほどゆるく結ばれたものでもない。
 ・・・・・・・

上記を参考・ヒントにして
定在波の制御技術を応用した、
超音波伝播現象における「ゆらぎ」を測定・利用する技術を開発しました。

<超音波システム研究所>

通信の数学的理論  http://ultrasonic-labo.com/?p=1350
音色と超音波   http://ultrasonic-labo.com/?p=1082
モノイドの圏   http://ultrasonic-labo.com/?p=1311
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
物の動きを読む  http://ultrasonic-labo.com/?p=1074

 

 


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超音波実験 Ultrasonic experiment no.797

2013-03-21 08:31:59 | 超音波システム研究所2011

超音波実験 Ultrasonic experiment no.797

 

超音波実験 Ultrasonic experiment

1:キャビテーションの制御技術
2:液循環の技術
3:治工具の利用技術
4:マイクロバブルの利用技術
5:超音波の計測技術


 上記に関する「超音波実験」を紹介します。

超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ  http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/

超音波装置の最適化技術をコンサルティング提供
http://ultrasonic-labo.com/?p=1401

超音波水槽の新しい液循環システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1271

現状の超音波装置を改善する方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=1323

超音波洗浄器の利用技術 
http://ultrasonic-labo.com/?p=1060

 


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