問:大恐慌を終わらせたのは何か
フリードマン「私たちが著書で述べているのは、『大恐慌ではなく、大収縮だ』。『大収縮を終わらせたのは』、銀行休日、金本位制からの離脱、金購入計画など、ルーズベルトのとった一連の金融政策であるのは間違いない。これらのことが『大収縮を終わらせた』」
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「質問に対する通常の解答は、第二次世界大戦と政府の軍事支出だ。政府の軍事支出は紙幣の印刷によって賄われたという意味で、正しいと思う。実際、ある意味では、『大恐慌を終わらせたのは』、『赤字支出を行い、それを紙幣印刷で賄う』という、(続く)
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(続き)、サイモンズ/ナイト/ヴァイナ/ダグラスの提案を応用したことだと言ってよいかもしれない」
引用元:repo.lib.ryukoku.ac.jp/jspui/bitstrea…
『 』の強調は引用者が強調。
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フリードマンの話について、一応、補足しますが、戦争を肯定する発言ではありません。
財政支出が世界恐慌克服に関係していたという話であって
誰も戦争が必要とは言っていませんので。一応。
たまたま、財政支出が世界大戦だったというだけです。
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フリードマンが言ってることと違うこと言うのは愚かなことかもしれないけども、大恐慌を終わらせたのは第2次大戦そのものだと思う。社会の歪みの行きつく先が戦争であり、戦争によって歪みが解消されたということではないのだろうか。
戦争の「効果」を正しく判定しなければその「効果」を何で代替しうるのかを判断できず、結果、また再び戦争が起こるというような不幸を避けることができない。
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