日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

急な出費で貯金を取り崩さないコツ

2011-01-18 | 家計
おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

先日、7年間使用していた灯油ヒーターが壊れました。
突然、消えてしまって、スイッチを入れても、うんともすんともいいません。
しかも、ヒーターを触ると、すごく熱い!

と、いうことで、急遽、その日のうちに家電量販店に買いに行きました。
大きい部屋用は最新品は3.5万円ほどでしたが、
型落ちの商品がたくさん積んであって、2万円ほどで買えました。

とはいえ、もちろん痛い出費です。


●急な出費で貯金を取り崩さないコツ

こんな急な出費のとき、困るのが資金繰り。

生活費の入っている普通預金からは厳しいなあ・・・
仕方ない、子どもの教育費用の貯金を取り崩すか・・・
まだ使うのは先だし・・・

貯金を取り崩すことになる、いちばん多いケースです。

こうして取り崩した貯金が、後で穴埋めされることは、
私の経験上、まずありません(笑)

こんなことをちょこちょこ繰り返しているうちに、
気が付くと、思うように貯金ができないという事態に。

・・・

これを防ぐには、急な出費用の予算を組むといいですよ。

毎月は使わない1万円以上の支出を「特別支出」と呼んでいます。
家具家電の買い替えや家族旅行などが該当します。

今回のように急な出費になるケースもありますし、
そろそろテレビを・・・と考えて買うケースもありますね。

特別支出の予算は、
毎月つみたててもいいですし、
ボーナスの半分など決めて、別にプールしておく方法もあります。

そして、特別支出は記録しておいてください。
1年間つけると、こんな感じで特別な支出があるんだなとわかります。

また、今後、1、2年でこんな支出があるかもと考えることができるようになります。

車をお持ちの方は車検、
冷蔵庫、そろそろかな、
夏休みの家族旅行は・・・

という感じです。

・・・

家計全体で考えると、

お金は、
・毎月の生活費
・特別支出(毎月は使わない1万円以上の支出)
・貯金

の3つで考えると、うまくいきます。

生活費(使うお金)と貯金(貯めるお金)を区別している方は多いのですが、
クッション役としての特別支出がとても大切です。

特別支出用の貯金と、普通の貯金の区別は?
と質問をいただくことがあります。

特別支出用の貯金は、半年、1年以内に使う(予定)お金。
貯金は、教育費、車、マイホームの頭金など目的に向けて貯めているお金。
(だから取り崩さない)
というイメージで分けてください。

特別支出専用の口座とメモ帳を用意してみてはいかがでしょうか。

牛込伸幸FP事務所
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