日本は領土に対して正当な主張を!
2011-06-11 10:50:13
吉井としみつ氏ブログ転載
http://ameblo.jp/toshi-yoshii777/entry-10919844616.html
【中国海軍の沖縄近海通過「日本は慣れるべき」】
2011年6月10日 中国網日本語版(チャイナネット)
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2011-06/10/content_22757232.htm
香港の鳳凰衛視(フェニックステレビ)が9日放送した番組
「国際新聞」に招かれた評論家の鄭浩氏は、中国海軍
が公海で実施している訓練に日本側が関心を持って
いることについて、
沖縄本島と宮古島の間の海域は公海で、航路と
なっており、どの国の商船、軍艦でも害を及ぼさなければ、
この国際航路を使用する権利があるとの見方を示し、
日本は中国海軍が沖縄近海を通過するのに慣れるべき
だと主張した。
◆日本は中国海軍が頻繁にこの航路を利用するのに慣れるべき
国防部新聞局が発表したプレスリリースを見れば、
中国海軍の艦隊が西太平洋で実施した訓練は、いか
なる第三国或いは特定の目標が対象ではなく、国際法
の原則に則った定期訓練であることは明らかだ。
国際法の原則といえば、先にシンガポールで開かれた
アジア安全保障会議で、米国、フィリピン、インド、ベトナム
などの国防相が発言の中で、海域の通過通行権について、
関連国際法を遵守し、国際法の枠組みの中で国際航路に
おける自由な通過通航権を守るべきだとを呼びかけた。
沖縄本島と宮古島の間の海域は公海で、航路となって
おり、どの国の商船、軍艦でも害を及ぼさなければ、
この国際航路を使用する権利がある。
そのため、今回中国海軍の艦隊が国際航路を通過した
ことに対する日本の敏感な反応は道理に合わない。
日本は中国海軍がこの航路を通過して西太平洋で
遠洋訓練を実施するのに徐々に慣れていくべきだ。
日本はそれが国際航路であることを認識する必要がある。
中国海軍はこの水域で、日本周辺の島嶼やその本島に
軍事上の脅威をもたらす意思はないし、この海域で害を
及ぼすつもりもない。
日本は中国海軍がこの航路を頻繁に利用するのに
慣れなければならない。
◆日本の軍当局は冷静に
昨年4月に中国海軍の艦隊がこの航路を通過した際、
日本の軍艦が中国の軍艦に接近した。
昨年のアジア安全保障会議で明らかになった状況に
よれば、日本の海上自衛隊は空対艦ミサイルを搭載
する武装ヘリコプターを派遣したばかりでなく、海軍艦隊
が中国艦隊を外側から警戒していたという。
こうした態勢はあたかも中国海軍に武力で威嚇して
いるように受け取れる。
両軍の軍事力が対峙した状況で、一方が判断を誤れば、
戦いの火蓋が切られる深刻な事態になる可能性もある。
そのため日本の軍当局は冷静になり、中国海軍と距離
をおかなければならない。
なぜなら中国海軍は合法的な航路を通過しているので
あり、日本にいかなる脅威ももたらしていない。
日本の海・空自衛隊が威嚇姿勢を見せれば、中国海軍は
それ相応の警戒をする。こうした状況になれば、日本が
その全責任を負う結果となる。
今回のアジア安全保障会議で、中国の梁光烈国防部長
は日本の北沢俊美防衛相とも会談し、わりと和やかな
雰囲気の中で話し合いが行われた。
日本側はこうしたことを重視し、国際水域において中国
との間で問題を引き起こさないよう注意する必要がある。
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【コメント】
中国は言いたいことを香港のメディアや評論家を使って
流すことが常であり、これが中国の本音でありましょう。
しかし、この海域は「公海」ではなく、日本の
「排他的経済水域(EEZ)内」であり、中国側の主張は
根本的に間違っています。
「中国海軍に武力で威嚇しているように受け取れる」
「日本の軍当局は冷静に」と言っていますが、そもそも
威嚇し、脅威を与えているのは中国軍そのものであって、
そっくりその言葉を返します。
ベトナム政府の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の
監視船がベトナムの石油探査船の探査用ケーブルを
切断したり、鉄柱やブイを設置し、石油掘削の準備を
進める中国の横暴に、小国ベトナムでも毅然たる態度で
抗議しています。
しかし、日本政府は中国の主張通り、
「公海上で国際法上問題はない」と虚偽の事実を認め
てしまい、常態化する中国海軍の通過を黙認する姿勢
です。
民主党政権、今まで何の手も打てておりません。
東シナ海は間もなく「中国の海」になり、尖閣・沖縄を
実効支配し、米軍を追い出し、沖縄全島を日本侵略の
基地となす日は近いものと推測されます。
外交はまず主張なくして、はじまりません。
日本の正当な主張を、断固訴え続けるべきです!
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