じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

改めて…

2010-04-25 23:54:57 | その他いろいろ
今日は爽快に晴れ渡り だったのですが、じいは引きこもり 思いっきりインドアな1日を送ってました そんな中、友人から心癒されるメールを 2日前に二人目のママになった友人ですが、じい周辺では久しぶりの王子誕生。最近は圧倒的に姫誕生が多かったので何だか別のところで勝手にビックリしていたわけなのですが 何はともあれめでたや~めでたや~~ これでベビーラッシュは終わり……よね?他に忘れてない……よね?この調子で季節も先に向かって進んでくれたらいいんだけどな

さて、今日の夕方NHKで井上ひさしさんの追悼番組が放送されていました。縁のゲストということで、山田洋次監督、大竹しのぶさん、阿刀田高さんが出演、渡邊あゆみアナを司会に懐かしい映像を交えて井上さんの功績を振り返るという内容でした。やっぱりこういう番組での渡邊アナの仕切りは良いわね~~日頃からいろんな舞台を観ているらしいし、他ジャンルの芸術にも明るいから中身のある話に持っていってくれるし。しかも、ここでフィクションとリアリティなんて話が出てくるとは思わなかったな~~ますますじいの中で“渡邊株”の株価 ただ、後半の戦争と平和に絡む話はいかにもNHKっぽいイイ子ちゃん的な話の振り方だったのは悔やまれるな~~ 大竹さんは終始かな~りウルウルな感じで話されていました。稽古場や舞台初日で交わされた会話を聞きながら、井上さんの温かいお人柄が伝わってくるようで見ていて胸がいっぱいになってきました

番組では随所に「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをゆかいに ゆかいなことをまじめに書くこと」という井上さんの座右の銘…ですよね~~その言葉の意味を醸し出していたように思います。特に戯曲を取り上げたところでは「太鼓叩いて笛吹いて」「闇に咲く花」「父と暮らせば」の映像が出てきてて、後ろ2作品はじいも実際に観ているのですが、今回出てきたのは多分初演っぽい 観劇した時のキャストとは違っていたし。今は愉快なオバチャン役といえばこの方!梅沢昌代さんの若かりし日の姿を発見 思わず凄い~~と別の意味の感動が ←ゴメンナサイ でもね~~その登場場面、井上さんが一番伝えたかった核心部分だと思うんでしょね~~そういうシーンだったんですわ。ほんの数分の映像だったのですが、見ていてついウルウルと この作品は実際に観劇した時もダダ泣きしちゃったからな~~この作品を執筆するに当たって井上さんが言葉を大事にされていたというところは嬉しかったです。日頃から大事にされていたそうですが、やっぱりただの話すためのツールじゃなくて話す人の心が込められているものだし。あと、、、取材メモ もチラリと……しかも、実はじい的に一番卒倒モノだった映像があって よりによってソコですか!と

遅筆家としても有名だった井上さん、大竹さんも「1枚、また1枚仕上がっていくのを待つしかない」「役者の顔を書いた紙をビンに貼ってそれを動かしながらイメージする」な~んて話されてて、思わず箱根強羅の時に内野さんも同じようなことをメッセで書かれていたな~なんて思い出しましたが(笑)書斎には20万冊近くの蔵書 いや~~きっとじいにとって片っ端から読みたくなるような本や資料があるんだろうな~と思ったりしたのですが 知識量としてはもちろん、そこに生きた人間の営みまでも拘るからこそ素晴らしい作品が生み出されるんですよね~~だって、、、ココでも何度も書いたけど、セリフ1つだけで何本も論文が書けるくらい奥深いんだもん それに、番組の中で、戦争が終わった後に新しい憲法の話が出てきて、それを聞いて「こんなことが出来るんだ」と驚いた、暗い時代が終わってまさに突き抜けるような青空のように世界が輝いていた、それがね……云々、という話も出てきて、それってまさに井上作品の中のいろんなところに散りばめられていることなんですよね~~戦後の平和、それとは矛盾する動き、でもそれは実は戦艦ミズーリ上で行われたことに繋がる一連の動きから始まっていた……と、語り始めると切りがない、いろ~~んに大事で深いことも孕んでいるわけで。。。

でも、それを「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをゆかいに ゆかいなことをまじめに」なんですよね~~そして人間への信頼とユーモア 井上作品に触れる度に、ふと思い出すことがあって、すっごく前だと思うんですがロバート・キャパの写真展で、悲惨な戦場のはずなのにそこに生きる人の何気ないひとコマを捕らえた写真の数々が展示されていたことがあったんですわ。その時は分からなかったけど、そういうものだからこそ訴える強いメッセージってあるんだな~~と今更ながら実感することがあります 番組内で、舞台を観て笑いながら泣いているお客さんがいて…という話も出てきましたが、すっごく分かるんですよね~~可笑しくて切ない、でも観終わった後に何故か温か~い気持ちになれるという。。。これからも観て、受け止めて、考え続けていきたい、そんな風に思ったのでした、、、マルッ
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