じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

化粧二題 東京千秋楽

2019-06-16 23:33:04 | 観劇記
東京公演が無事に終わりました 13日間あっという間に過ぎ去って名残を惜しむ暇さえなく一気に寂しさが襲ってくるような

今回は4列目下手側のお席。サザンシアターは5列目から段が付くしサイドからだと観にくいかなぁと思っていたのですが目の前が通路で前列と被らなかったので視界良好……っていうか良好すぎて倒れるかと思った瞬間が 辰三が前口上を練習する場面で「ようこそいらっしゃいました」と言った時に目が合った~~って妄想、自信過剰、自惚れ上等さっ めっちゃ視線上だったのでフリーズ→捕獲されてしまいました ひゃっほ~い

正気に戻ります(笑)下手側から観たのは今回が初めてだったのですが、見えない座員に口立て稽古を付けたり自分語りをする時に下手側を向いていることが多いので(セットの位置関係と立ち位置でそうなってしまうのかと)、セリフの一言一言だったり空気感だったりがダイレクトに落ちてくるんですよね~~東京ラストで演じる側も観る側もこなれているという条件下だったせいもあるのかもしれませんが、今まで観た中で一番やられたなぁと感じる公演だったかもしれません

もうね~~この演目で今回ほど泣いた回はなかったと思います。前半、伊三郎が「捨てるぐれえならなぜ産んだ?捨てるぐれえならなぜ殺しちゃくれなかった?」と言えなかった(洋子に対して言われなかった?言われたかった??)恨みつらみをぶつけ、後に洋子が「物を捨てるのとはわけが違う。自分のお腹を痛めた子を捨てるなんてよほどのことだ」「生きなきゃならなかったから這いずり回って生きてきたんだ」と語る。捨てられた子供にとっては生まれてこなければ良かったと思う酷な状況だったとしても、母親はどんな形でも生きる/生かすことを選んだ……命に対する優しいまなざし、母の大きな愛が溢れていて心が揺さぶられました。それでいて合間合間に洋子の一人の女性としての弱さ、狡さを表すようなセリフがあったりするので妙に説得力があるような気がしたり……。そんな全てを纏って舞台に出ていく洋子の姿とBGMの「喝采」が良い塩梅に被さって泣けて泣けて

そしてそこから後半に移ってBGMはWhite Christmas♪ 結末を知っている状態で観ているせいは絶対にあると思うのですが、この選曲が妙な空気感を作り出しているんですよね~~よくキリスト教圏の映画やドラマ、アニメであると思うんだけど、対立している両者がクリスマスの時だけは仲良くしたり、奇跡が起きて恵まれない人が幸せになるみたいなヤツ……ふとそういうのが頭を浮かんできたんだけど、前半の幕切れで泣いているせいもあってここで既にウルッと(苦笑) 自分を捨てた母親のことを話しに来たジュール先生にかつて施設を脱走した時の話を語る場面。「捨てられた。あたしゃあの時ハッキリと自分は間違ってこの世に生まれてきたんだと見定めがついたんだい」……前半で伊三郎が言ったこと、それを受けて洋子が語った自分の気持ちと重なったんですよね~~本当はその悪態を自分を捨てた母親にぶつけたい、でもできない、だけど言葉の裏に隠された母への思慕。内野さん演じる辰三の発する言葉の一つ一つにそれが表れていて切ないやら愛しいやらで自然に次から次へと涙が流れてきちゃってどうしようかと焦る程で ジュール先生が代弁する形になっていたけど、こちらもまたどんな母も息子も生きられる道をつけたのか、ここに見えない母の愛が溢れていたのか、そんなことを考えさせられました

カテコは3回。2回目は有森さんの手を引いて(お母さん扱いしてたー!)登場。それぞれお辞儀した後は袖のところで内野バイバイと久しぶりに遭遇できた投げキッス 楽の盛り上がりもあったのかな~~通常は2回のところが今回は3回目あり。最初に内野さんがお辞儀をして次に有森さん。さぁこれで終わりといった雰囲気の内野さんだったのですが有森さんが最後にどうぞという感じで促していて……「もう1回やるの?!」と内野さんが言ってました 可愛い~~ そして締めのお辞儀……どの演目でも毎回思いますが内野さんのお辞儀は本当に美しい

いよいよ来週から地方公演が始まります。じいも五月座か市川辰三劇団の行李に入って付いていきたい 充実した旅公演になりますように!

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