行きかふ年もまた旅人なり

日本の歴史や文学(主に近代)について、感想等を紹介しますが、毎日はできません。
ふぅ、徒然なるままに日暮したい・・・。

立読み

2008-10-07 22:32:57 | Weblog
 イーストプレス出版の『まんがで読破』を本屋で立読みした。どうも気になったのが、『変身』。カフカの代表作でもある本作の冒頭、朝、起きたら下半身が虫になっていた、という衝撃シーンをどう描写するか、思わず手に取った。マンガでは暫く虫シーンはなく、ただ、主人公が叫ぶシーンに留まっていた。
 途中で立読みを止める事ができず、読み続けてしまった。避けて通れない、虫への変身。マンガだと視覚的な描写のため、よりリアルに虫の姿を認知した。アリのような、毒々しい姿。原作では、イモムシだったような記憶があるが、記憶違いか?ハッピーエンドにならない結末…。
 いずれにせよ、もうたくさんです、お腹いっぱいです、という気持ちになれた。結局、立読みだけで購入しなかった。

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