行きかふ年もまた旅人なり

日本の歴史や文学(主に近代)について、感想等を紹介しますが、毎日はできません。
ふぅ、徒然なるままに日暮したい・・・。

坂田師匠

2008-04-22 20:47:58 | Weblog
 坂田(地神)利夫師匠は、「アホの坂田」と呼ばれているが、経歴は以下のようである。↓

1941(昭16)年 大阪生れ。
1960(昭35)年 私立灘高卒。折しも60年安保の嵐が吹き荒れ、この闘争に高校時代から関わる。安保闘争に専念するため浪人。このときの挫折感が、後の地神の、「暴力では何も解決しない」という思想につながる。
1961(昭36)年 京大理学部数学科入学。活動的だった高校・浪人時代とは変わり、大学時代は勉学一筋に過ごす。
1965(昭40)年 京大理学部数学科卒(首席)、阪大大学院経済学研究科経済政策専攻博士前期入学。数学→経済学という転向は、地神が高校時代から考えていた道筋であった。院進学後は、マルクス主義的経済政策に没入。
1967(昭42)年 前期修了、後期進学。この年、大阪市大大学院の前田邦弘(前田五郎)と漫才コンビ、コメディNo.1を結成。
1970(昭45)年 第5回上方漫才大賞(ラジオ大阪)新人賞受賞
1971(昭46)年 昭和45年度第1回NHK上方漫才コンテスト最優秀話術賞受賞
この2度の栄冠が、地神にお笑いの道への専心を決意させる事になる。
1972(昭47)年 阪大大学院後期退学。第1回上方お笑い大賞(読売テレビ)金賞受賞
1979(昭54)年 第14回 上方漫才大賞(ラジオ大阪)大賞受賞
秀才であるが故、その芸風を悩んだが、人を笑わせることこそ真の革命であると決意し、あくまでも「アホ」であり続ける姿勢を貫く。

・・・一時期、まことしやかにネット上を駆け抜けたが、所詮ネタで、此花商業出身だったと、記憶がある。

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