行きかふ年もまた旅人なり

日本の歴史や文学(主に近代)について、感想等を紹介しますが、毎日はできません。
ふぅ、徒然なるままに日暮したい・・・。

チベット

2008-03-18 00:23:16 | Weblog
 北京オリンピックが近付き、また、全人代の大会もあり、タイミング的には4月頃までに今回の行動が起こるのは、機会を窺っていたのでは?との見方もあるようだ。チベット問題は、歴史的に遡らなければならない。過日の中華思想のように、宗主国として君臨しているのか、自国の領土として捉えているのか、「自治区」と名付けられたこの地域に限らず、多数の民族が共存している。軍隊による鎮圧の繰り返しは、国際世論に悪影響しか与えない。反対に、民主化を認めれば、中国政府そのものが危機に陥る。中国にとってはどんな手を選んでも、その後の処理が困難である。秘境の地で暴動が起きたのは現実だが、死傷者の数や規模、意図など、中国とチベットで相当な隔たりがある。
 昔、「セブンイヤーズ イン チベット」公開時も揉めた。ビョークでも揉めた。今回はどうなるのだろうか?

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