フィクションのチカラ(中央大学教授・宇佐美毅のブログ)
テレビドラマ・映画・演劇など、フィクション世界への感想や、その他日々考えたことなどを掲載しています。
 



 村上春樹が6年ぶりとなる長編小説を刊行しました。私が勤める中央大学のウェブサイトに、この『街とその不確かな壁』に関する考察を掲載しました。

 新作長編『街とその不確かな壁』が描くもの (Chuo Online)

 『街とその不確かな壁』の発売日は(2023年)4月13日、私の文章の掲載日が4月20日ということもあり、作品後半の展開や結末については、私の文章の中で意図的にあまり触れないようにしました。ですので、作品を具体的に考察する部分は少ないのですが、村上春樹のこれまでの軌跡の中で、この作品がどのような位置にあるのかを中心に書きました。村上春樹という作家は、個々の作品の独立性よりも、作品から次の作品への継続性を重視している作家だと私は考えています。今回の新作長編小説が、これまでの村上春樹作品から変化している部分と、変わらずに継続している部分があることを考察しました。記事をご覧いただければ幸いです。

※このブログはできるだけ週1回(なるべく日曜日)の更新を心がけています。




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