フィクションのチカラ(中央大学教授・宇佐美毅のブログ)
テレビドラマ・映画・演劇など、フィクション世界への感想や、その他日々考えたことなどを掲載しています。
 



  田園調布クラブ1

 「田園調布倶楽部」というイタリアン・レストランへ行ってきました。
 「田園調布倶楽部」は、正確には1階がカフェ、2階がイタリアン・レストランです。また、近くに同じ系列店の「鉄板焼き店」と「アクア・ラウンジ」もあります。場所は田園調布地域ではありますが、最寄り駅は田園調布の隣の東急多摩川駅になります。
 近頃、私はこの近辺に出入りして、あちこちで食事をしています。
   → 「田園調布・Fujisaki」
   → 「田園調布『セラヴィ』」
 この近辺のレストランにばかり行っているのには理由があるのですが、それはプライベートなことなので置いておきましょう。
            
 レストランの良し悪しの基本はもちろん料理ですが、店の雰囲気や接客もレストランの重要な要素です。今回行った
「田園調布倶楽部」2階のイタリアン・レストランは、雰囲気や接客を含めてたいへん感じのよい店でした。
 店の外観は住宅地になる一軒家ふうの建物。それほど豪華でも瀟洒でもない、ちょっと変わった建物という印象です。しかし、扉を開けたところから接客はとても丁寧ですし、2階のレストランは建物の構造を利用した天井の高い作りで、内装や雰囲気もたいへんお洒落です。

田園調布クラブ2

田園調布クラブ3

田園調布クラブ4



田園調布クラブ5

 冷たいスープ・ガスパチョは、夏の定番料理ですが、この店のガスパチョはホタテと野菜を中心に盛り付けてあり、スープというよりもトマトスープ仕立てのお料理として十分成り立つものでした。
 メイン料理が、トマトソースをかけたカツレツかイカのトマト煮込みを添えた魚のポアレか、という選択でした。いくらトマトの旬の季節とはいっても、料理のコース全体にトマトが多すぎて、コースとしてのバランスを欠いているのではないかという気もしましたが、私自身はトマトが好きなので、美味しくいただきました。
               
 レストランにとって、もちろん料理が命ですが、それ以外にも大切なことはあります。このお店は、テーブルに案内してくれるところから丁寧でしたし、私が「アイスクリームを食べない」というと、代わりのデザートにマンゴープリンを出してくれました。
 また、コーヒー好きの私は、食後のコーヒーが1杯では物足りないことが多いのですが、このお店では何も言わなくても気をきかせて、コーヒーのお代わりをついでくれました。こうした気配りもレストランの重要な要素だとあらためて思った日でした。




<p><a href="https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131704/13019979/?tb_id=tabelog_0c3665dbd93f6ac27dce8517c85f902517b3bcf7">田園調布倶楽部</a> (<a href="https://tabelog.com/rstLst/italian/">イタリアン</a> / <a href="https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131704/R6066/rstLst/">多摩川駅</a>、<a href="https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131704/R6502/rstLst/">田園調布駅</a>、<a href="https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131716/R7698/rstLst/">沼部駅</a>)
  <br />昼総合点<span style="color: #FF8C00;">★★★★</span><span style="color: #A9A9A9;">☆</span> 4.4
</p>



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