雑記帳

日常の楽しみや感動を写真や絵で表現したい

およばれ

2010-05-17 11:36:38 | 日記
昨日は夫の友人からお蕎麦会席に招待されて行ってきました。

その友人、趣味といえどもプロ級の腕でもう20年ほど蕎麦打ちをされています。
蕎麦は成田で作ったものといいますし、道具も超一級品のものです。

今回招待されたのは私達夫婦づれ8名と友人の職場の若者たち(皆30歳前後)が10名
それに奥さまの教え子と留学生が各一人で合計20名です。
友人夫婦を入れて総勢22名の大人が一同に食事をするなんて
何て素晴らしいことでしょう。

 
到着し、掘りごたつのお席に着くとテーブルには各個人にお皿が配され
その上に様々なオードブルが盛られていました。
棒パイ、キュウリセロリニンジン、パテ用のクリーミィなもの・・・が載っていました。
それを蕎麦の実が入った鉄火味噌で頂く、趣向を凝らしたものでした。

 
そして大皿には蕎麦が一口大に丸く巻いた上に魚介類が添えられた
「海鮮蕎麦」も載っています。
若い人たちが順次席に付く間にお手製の肉入りパイが配られました。
手作りとは思えない出来映えと中身のジューシーさでこれまた感激。

 
次は大きなお皿に盛られた「揚げ蕎麦」をご主人自ら運んで下さり・・・
その美味しさといったら・・カリッとした食感は勿論のこと香ばしくて
何度も何度も手が出てしまう美味しさです。


そして、今度は蕎麦ではないけれどこれもご主人お手製の
「燻製のチーズ」に「燻製の鶏手羽」です。
独特の香りと風味がお酒(ワイン)に合います。


そしてそして、今度は「蕎麦巻き」ということで台所に案内されました。
広いお台所でテーブル一杯に巻き簾が10枚、俎が3枚とそれぞれの具材が沢山並べられています。
若いお嬢さんたちと一緒に並んでいる内に年配者は若い方にお任せしよう・・と席に戻りました。
暫くしてその「蕎麦巻き」を持ってきて下さり美味しく頂きました。 「ありがとう、すみません」

「蕎麦巻き」を頂いた後、若い男性社員がふたり、近くのテーブルまで来て下さり、少し話をしました。

友人宅に集まった若者たちは皆、娘や息子より若く、私達がこれからもこうした席に
会することもないだろう・・・と感慨深いものがありました。

最後に「冷や蕎麦」が出され、その後蕎麦ちょこでそばつゆを飲んで蕎麦懐石は終わりです。


が、最後の最後はコーヒーとスィートデザートが出され、至れり尽くせりの食事会でした。
「ホントにありがとう御座いました~」「とっても楽しい一日でした」

下の写真は友人宅の庭に咲いていた青い薔薇とクレマチスです。