1967年アメリカ貧乏留学物語

1967年・所持金$200・スーツケース1個・英語能力ゼロ・単身アメリカへ

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(34)スピード違反で捕まる

2009-10-13 | アメリカ留学
ある日大樹はサンタモニカフリーウエーを、愛車のコルベアーで走っていた。
ジャズ専門局のFMでガンガンボリュームを上げて運転していた。
かすかに、後ろからサイレンの音がすることに気づき、バックミラーを見ると
すぐ後ろに、パトカーが張り付いているではないか。

パトカーは直ちに車を停止しなさいとマイクで言っている。
大樹は仕方なく、右端に車を寄せ停止した。
LAPD(ロスアンゼルス市警察)の警官が、ピストルを抜き構えて大樹の車に近寄ってきている。
(このような時には、絶対に勝手に車から降り外に出てはならない。)
警官は車のドア部分を手で押さえて、ウインドウを開けろと言っている。
警官が言うとおりに行動しなければならない。
ウインドウを開けると、警官は大樹にピストルを突き付け、ゆっくり外に出なさいと言う。
大樹は従って外に出た。

両手を車のルーフにつき、足を肩幅に開く。
警官がピストルを構えたまま、頭から足の先まで、不審物は(主に拳銃か刃物)ないかどうか、手で体中を触りながらチェックをしている。
そして初めて、警官から手を下していいという指示が出たので自由になった。
(このような時、警官が何も指示をしないのに、勝手な行動を起こすとトラブルになる。
たとえば、警官の指示がないうちに、
自分は免許証を出そうと思い、ジャケットの内ポケットに手を入れると、拳銃で撃たれる危険性がある。必ず警官の指示に従わなければならない。また拳銃を所持していても法律には違反ではないけれど、拳銃を見えないところに隠していると、たとえばダッシュボードの中など、逮捕される危険性がある。)

警官はこの時初めてニコニコしながら、スピード違反であることを告げられた。
スピードが150マイル、でていたらしい。
免許証を出せと言うので、財布の中に入っているので出していいかと、警官に聞き、
おもむろにジーンズの後ろポケットから財布を取り出し免許証を出した。
かなり高い罰金だ。

3日分のバイト料が飛んでしまった。
”ガッデム”

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