ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

莫迦。

2009-03-08 | Weblog
仕事が繁忙期に突入した。
怒濤の勢いで押し寄せる書類の山に、目玉がぐるぐる回転しそうな気分である。
残業をしないのはシステムが定時で止まってしまうからですが何か。

仕事の中身のせいか、近頃職場にいらっさるお客様方は子連れの若い母親が多い。
結果、フロアじゅうに耳に痛いほど甲高い子どもの歓声が響き渡るのも日常茶飯事である。


……ああ、そこのボク。
広いからってかけっこしないように。
床はタイルなのでこけると痛いです。
つーか、こけても知りませんじょ。


さすがに、騒ぐ我が子をにこにこしながら叱ろうともしないという常識なしな方はいらっさらない。
やりとりを聴くともなしに聴いていると、家庭での子育て風景が透けてくるようで。
最近のワタクシメのひそかな楽しみの一つになっていたりする。
子どもの叱り方一つとってもなかなかバラエティ豊かなのだ。

聴いていて、気がついたことが一つ。
「ばか」と叱る母親は、ものの見事に一人もいない。
育児書かなんかのマニュアルに書いてあるのではないかと思うほどだ。
調べてみるとおもしろいかもしんない。


おかんさま「そんなばかなこと言ってる暇あったら、掃除の手伝いぐらいしなさいよこのばか!」


……いたよ、身近に一人。
ばかって言う方がばかなんだぞー(子どもか)


おかんさま「だってばかなんだもん。ばかをばかって言ってなにが悪いのよこのばか」


問題は。
おかんさまのこの罵言、ワタクシメとあねうえどの、えー年をしたとはいえ、自分の子どもにぶつけるだけではないということだ。
Booじーちゃ。が、夜中に脱走しようとして玄関の鍵に挑戦し始めると。
安眠を妨害されたおかんさまの口からは、速射砲のごとく打ち出されるのである。
なんてこったい。

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