ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

素人療法。

2012-06-03 | Weblog
副作用と闘ってみた。


以前にも書いたことだが、薬の副作用では一番皮疹がひどかった。
皮疹というやつぁ、読んで字のごとく皮膚のあるところに出るモノなんだが。
頭の地肌までやられるとは。
指で確かめた感触は、「にほんごであそぼ」のコニちゃんの衣装か、はたまた螺髪(仏像の頭のぶつぶつね)状態か。
螺髪ってぇのは、あれ、巻き毛なんで。それを頭皮の表現に使うのもなんなんだという感じがしないわけでもないがそれはさておき。


首から上にばかりできていた皮疹もじわじわと領域を拡大していき、いまじゃデコルテも人さまにはお見せできん状況である。
今年の夏は襟のないシャツはあかんやろ。これ。


新規開拓領域がこんな状況ならば、もともと副作用のひどかった顔はもっと人さまに見せられんさまになっているのかというと。
じつはそうでもない。
「がんの身体に与えるダメージは老化が数十倍に進むようなもの」という文章をとある本で見つけて、ある方法を試してみたら、これが当たった。


顔の肌荒れの原因は、毛穴が副作用でダメージを受けているせいで、皮脂の分泌がスムーズでないせいもあるのだろう。
というわけで、しっかり洗顔。たっぷり化粧水。そしてこってりクリーム。


アンチエイジング系の。


最初は化粧水に会わせてコエンザイム配合とかいうクリームを使っていたのだが。
これをレチノール配合に変えたらみるみる三週間くらいで肌が元の状態に戻ったのにはびっくりした。
何が良かったのかはまったくわからんが。
なにせ、レチノールというのは小じわ予防効果があるとかいう成分である。
肌荒れに効くとは誰も思わんわな。
ワタクシメだって、ダメ元というか洒落で使ってみたらなんとかなった、というのに驚いたくらいである。





なんとかしようと思えばなんとかなるもんである。
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