ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

拝む。

2010-10-16 | Weblog
日中はほとんど、リビングにいるBooじーちゃ。
そこに人がいるからこそ腰を落ち着けているようなところがある。
ちょいと所用がかち合って、家族がてんでんばらばらに仕事をしていたりすると。
どーにも落ち着かず。うろうろと家庭内徘徊を始めてしまったりするんである。
気の毒なのはおとんさま。
落ち着いてトイレにも行けやしません。
行ったが最期(←誤字にあらず)。
トイレにまでついてくる。おんぶおばけかい。


逆に、テレビがあるからといっても見る気などさらさらないようで。
肘を腿に置いて、俯いたまま、しょりしょり。しょりしょり。
盛大に音立てて手をこすり合わせていたりする。


……あのー。


どー見てもテレビを拝んどるようにしか見えませんがBooじーちゃ。


いくら拝んだって、出るものはアナログ放送終了のお知らせぐらいなもんである。






試合しゅうりょ~。
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