ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

気付け薬。

2010-08-03 | Weblog
むしむし継続中。


日本全国どころか世界的に熱中症になる人急増中らしいですが。
皆様如何お過ごしでしょーか。


団扇を「扇風機」と言い張る我が家のBooじーちゃ。
顔を真っ赤にしているのにもかかわらず。
「寒いから(団扇は)いらない」とおっしゃりやがりなさいます。


風に吹かれていても汗が噴き出るこの暑さの中、ドアというドアを締め切って歩くのは序の口。
どーやら、風が当たる=寒い、と。温度感覚が狂っていらっさるようである。
声かけをしても、怒るわ怒鳴るわという騒ぎで言うことなんざ聞きゃしないんだが。
白目を剥いて船を漕ぐままにほっとくと……そのまんま彼岸まで行き着いてしまいそうな案配である。


そんな時の気付け薬とばかりに、おかんさまが差し出すのは。


グレープフルーツとアイス。


「冷たいもので体温上昇を抑える」とか。
「水分補給」という目的があってのことなんだが。
じつは、どちらも天敵認定してますBooじーちゃ。


昔から酸っぱい物は大嫌いなBooじーちゃ。
ハウスみかんどころか、冬の炬燵で食す蜜柑すら。
段ボールで買っておいて、鏡餅の飾りに使った以外は腐らせる勢いですべて放置。
それを、せっせこと平らげるのが。ワタクシメたちの冬休みのお仕事であったほど。


アイスはというと、脳天に冷たさが響くらしい。
ちまちま溶かしながら食すものだから、時間がかかってしょうがない。





それでも、目の前に出てくれば食べるのだけれど。食べ物だから。
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