ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

古ブラシ。

2009-12-21 | Weblog
昨日とはうってかわって、いかにも雪国らしい曇天である。
えんえん降り続ける雪。
だが、それに負けていては冷蔵庫はいつまでたってもカラッポのまんまである。


そんなわけで恒例の買い出しへ。


よほどの安売りがあるのか、ミナサマ雪の中をようこそのお運び、とでも言いたくなるような満車状況である。
出るも入るもままならず、店の周辺だけ渋滞してるのもなんだかなあという気分にはなるが。


店内に入ると、なんだかおかんさまがきょろきょろ。
何を見ているのかと思ったが、視線の先にはオーラルケア用品しかない。
いったいどうなすったのかおかんさま。


おかんさま「ちょっと見てよ!あそこに『介護にも最適な古ブラシ』って売ってるわよ!」


ンな莫迦な、と思いつつ振り返るワタクシメ。


ドラッグストアでもスーパーでもそうがだが、特価品というのは通常値段の上にでっかい紙で期間限定の安値が貼り付けてある。
場所によっちゃ、特価品で一つの棚の島が埋まってることも珍しくはない。
そうすると。いろいろ、説明書きだのPOPだのが加速度的に増えるわけで。
紙の上にまた別の紙がかぶさってる、なんてーこともよくある話ではある。


おかんさま。何が悲しゅーてわざわざ古ブラシを買う人がおりましょう。


「舌ブラシ」の上に、別のPOPが被さって一字目の一画目が見えなくなってただけじゃござんせんかい。





ネタにしたぞー。
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