かしかしかしかし!
朝食の時間になると、毎日聞こえてくる音である。
でらでっかい音の主は何かというと。
シジュウカラ一羽。
堆肥にするのに、おかんさまは毎年庭の畑に欅の落葉を撒いている。
燃えるゴミ扱いするよかなんぼかエコではある。
のだが。
困ったことに、落ち葉の季節は実りの季節でもある。
欅にも、大きさといい、硬さといい、緑豆(春雨の原料になるヤツ。直径五ミリぐらい)にそっくしな実が沢山つく。
シジュウカラはその実を狙って、我が家の庭を食堂代わりにしている。
のだが。
天候不順な日が続くと、落ち葉はしっとりと湿気を帯びて、ちょっと触れるとぺったりくっつき、なかなかとれなくなってしまう。
まさに元祖濡れ落ち葉。
そんな中を歩き歩き回って実を探すシジュウカラにも、葉っぱがくっつかないわけがない。
嘴なぞは蓑虫状態である。
そこで、シジュウカラはどうするかというと。
屋根の上に飛んでったかたと思うと、嘴を雨樋にこすりつけるのだ。
パイプ状の雨樋は集音器となり、ダイニング脇を通り、あの巨大音となる。
その音が聞けるのも、おそらく雪が降るまでであろう。
そう思うと、なんだか音が待たれる心地になるのものである。
朝食の時間になると、毎日聞こえてくる音である。
でらでっかい音の主は何かというと。
シジュウカラ一羽。
堆肥にするのに、おかんさまは毎年庭の畑に欅の落葉を撒いている。
燃えるゴミ扱いするよかなんぼかエコではある。
のだが。
困ったことに、落ち葉の季節は実りの季節でもある。
欅にも、大きさといい、硬さといい、緑豆(春雨の原料になるヤツ。直径五ミリぐらい)にそっくしな実が沢山つく。
シジュウカラはその実を狙って、我が家の庭を食堂代わりにしている。
のだが。
天候不順な日が続くと、落ち葉はしっとりと湿気を帯びて、ちょっと触れるとぺったりくっつき、なかなかとれなくなってしまう。
まさに元祖濡れ落ち葉。
そんな中を歩き歩き回って実を探すシジュウカラにも、葉っぱがくっつかないわけがない。
嘴なぞは蓑虫状態である。
そこで、シジュウカラはどうするかというと。
屋根の上に飛んでったかたと思うと、嘴を雨樋にこすりつけるのだ。
パイプ状の雨樋は集音器となり、ダイニング脇を通り、あの巨大音となる。
その音が聞けるのも、おそらく雪が降るまでであろう。
そう思うと、なんだか音が待たれる心地になるのものである。