ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

ただいま?

2009-09-03 | Weblog
帰宅途中に見る月も次第に丸くなってきた。
週末にはお月見が楽しめそうな。晴れればの話だが。


夏休みの終了とともに、ということだろうか。
がらがらに空いていた朝の列車にも、高校生団子が観測されるようになったり。
夏休みの宿題とおぼしきワークブックに、必死に答えを「書き写して」いる高校生の姿が散見されるようになってきたり。
つーか、夏休みの宿題を休み明けにやるのはせめて小学校高学年までにしとかんかい。


夕方の列車にも、上は高校生から下は習い事の帰りとおぼしき小学生まで見られるようになった。
小学生が分厚い本を読み。高校生がPSPに必死こいてかじりついてるのもどーなんだという気はするが。
分厚い本が実はハリポタだったりすることもよくある話ではある。


駅の周辺の道路が整備されているというのは、幸運なことである。
いっそ一方通行にした方がいいんじゃないかという細い道(しかも坂)の入り口で、押し合いへし合いしている車を見るとうんざりするもんである。
逆に整備が進みすぎて、広々としたロータリーに駐めまくった車の間を、けものみちのように辿らねばならぬのも困ったものだが。


夕方になるとロータリーが混むのはほかでもない。
家族を迎えに来たご一同様が、一斉に駐車をするからである。


てんでんばらばらに自分ちの車のドアを開け。
異口同音に迎えを受けた人は言う。


「ただいま」


車に住んどるんかい。





最初に聞いた時はものすごーく違和感を感じたもんだが。
今じゃ、ワタクシメにとっては、ほとんどどうでもいいこととしか意識されなくなってしまっている。
慣れってコワイネ。
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