まほろ駅前多田便利軒 (2011年 日本 123分)
瑛太と松田龍平共演。モデルとなった東京都町田市全面協力で市内ロケをした。
三浦しをんの連作短編小説の映画化。
のんびり系かと思ったら、主役2人が背負う過去がかなり重かったので少々めげる。
あれがなければなーーーーー 瑛太いいし。龍平ヘンだし。(笑)
監督が大森立嗣とういうことで、麿赤兒(監督の父)大森南朋(同・弟)が出てる(^^A;
他にもあくの強い役者(柄本佑、松尾スズキ、高良健吾、岸部一徳など)いっぱい。
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さや侍 (2011年 日本 103分)
「大日本人」 「しんぼる」に続く松本人志の監督第3作目。
刀の鞘のみを身につける脱藩浪人・勘十郎と幼い娘の過酷な30日を描く。
主役は役者でも芸人でもない素人のおっさん野見隆明。
脱藩者ということで賞金首となり、遂に多幸藩で囚われの身となった勘十郎。
一日一芸で30日間かけて若君を笑わせることができれば無罪放免。できなければ切腹。
毎日毎日しょうもないギャグが無理やり続くさまは、松本人志のバラエティ番組を思わせるが、
親子の情や背景設定が加わることで、なぜか泣かせる話となる。
最後の虚無僧(竹原ピストル)による泣かせ歌などは こだわり過ぎとも感じるが、
全体としては この映画はこれで良いかも・・・
松本も私生活で妻子持ちになって人生観が変わったのかもしれないし、
「笑い」というものに関して色々考えるところがあるのだろう。
多幸藩の殿様役の國村準がいい味です。
あ 「しんぼる」、まだ見てないや。(^^A;
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十三人の刺客 (2010年 日本 125分)
昭和38年工藤栄一監督、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎ら出演の傑作時代劇のリメイク。
とはいえ、私が元のを見たことがあるかどうかの記憶はない。
なんといっても三池崇史の監督作品であるからして、グロ多し。各種娯楽満載。
豪華キャストということもあって、たいそう派手(笑)。
冷酷非道な蛮行を繰り返す明石藩主を暗殺すべく、老中の指示で集められた13人の侍。
藩主を守る300人を超える相手に壮絶な戦いに臨む。
参勤交代の途中の宿場にさまざまな仕掛けを設置して待ち伏せするのだが、
刺客も仕掛けも多すぎて、少々まとまりがつかない印象もある(笑)。
刺客リーダーとなる島田新左衛門が役所広司。ほか沢村一樹、古田新太、山田孝之ほか。
大御所では平幹二郎、松本幸四郎、松方弘樹など。非道な藩主役に稲垣吾郎。
島田新左衛門を昔からライバルと思っていた明石藩御用人役に市村正親。
人間離れした山の民役の伊勢谷友介が異色。
伊勢谷と岸部一徳(宿場庄屋)とのエピソードは下品ながら爆笑。
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武士の家計簿 (2010年 日本 129分)
元になったのは古書店で発見した武家の家計簿を解説した歴史学者磯田道史の研究著書(新潮新書)。
映画化以前、最初に話題になった頃に購入して興味深く面白く読んだ。
それを森田芳光監督(・・・御冥福をお祈り致します。)が異色の時代劇に仕立てた。
加賀藩の経理係(御算用者)の下級武士が、武家の体面から大赤字になっていた家計を立て直すため、
家族一丸となって倹約生活を実行する。武術ではなく算盤で家族を守った男の物語。
主演はこういう役には本当~~にピッタリな、堺雅人。
妻役には仲間由紀恵。両親が中村雅俊と松坂慶子。草笛光子ほか。
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おっぱいバレー (2008年 日本 102分)
ちょっと古くて申し訳ない。今ごろ見た(^^A;
実話を基にした水野宗徳の同名青春小説を綾瀬はるか主演で映画化。
1970年代後半、北九州の中学校が舞台。
赴任早々、廃部寸前やる気ゼロの弱小男子バレー部の顧問を任された新任教師の美香子。
“試合に勝ったら、先生のおっぱいを見せてもらう”というとんでもない約束を勝ち取り、
別人のように練習に打ち込むようになる部員たち。困惑する美香子。 そして・・・
女子たちの 『男子ってホントにバカ!!』という声が聞こえてきそうな話だ。
ま、当時の男子中学生なら、こんなもんでしょ(笑)。女子よりシンプルなんだよ。
ということで、かつて中学生だった男性陣におすすめかな(笑)。 綾瀬はるかもいいし。
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Jam Films (2002年 日本 109分)
綾瀬はるかで思い出した。夏ごろにこんなのも見ていた。
2002年当時に流行ったショートフィルムのオムニバス映画。
全7話。
各話の監督が北村龍平、篠原哲雄、飯田譲治、望月六郎、堤幸彦、行定勲、岩井俊二。
出演者も、北村一輝、山崎まさよし、篠原涼子、山田幸伸、氏家恵、あがた森魚、大沢たかお、麿赤兒、佐々木蔵之介、妻夫木聡、広末涼子などなど。
この中の行定勲監督・妻夫木聡主演の“JUSTICE”に重要だけどほとんどセリフのない役で綾瀬はるかが出ている。
2002年だから“17歳の綾瀬はるか”のブルマー姿がたくさん拝めるフェチな短編だよ。(爆笑)