山行っちょった記

四国内、主に高知県内の山歩き、山野草などの記録です。

なすび平

2006-05-01 22:59:53 | 石鎚山方面
06年4月30日カタクリの花を見たくて なすび平に行ってきました。
ルートは旧寒風山トンネル高知県側の少し手前、未舗装道の寒風大座礼西線に入り
東に走ること約40分、林道延長工事中の行き止まりからで登山地図では二股出合と
記載のあるあたりになるかと思います。そこから北の稜線に出て一の谷越えまで
東進、一の谷越えからは なすび平まで下ります。

車は行き止まり周辺の広いところに駐車(平日なら工事車両の通行の邪魔に
ならないよう現場の方の指示に従うとよいでしょう。)、林道より斜面を無理やり
北東の方に下って行くと一の谷からの登山道に行き当たるのでそれからはその道を
進みます。
最初は沢、沢沿いの道で、多少のルートファイティングを要しますが適所にケルン
なり赤テープなり目印があるので迷うことはないでしょう。普通登山道に変わり
登っていくとスズ竹が目立つくらいからは最近登山道の笹を刈り払いしたようで
前月来た時より格段に歩きやすい状態でした。
稜線が近い1500~1600mになるとまだ雪が残っていました、しかし雪とは言っても
冬季のきれいなサラサラ雪ならまだしもザラザラの薄汚れた雪です。


笹ヶ峰、ちち山

稜線に出ると東には冠山、平家平、西にはちち山、笹ヶ峰、寒風山、伊予富士など
笹原の彼方にすばらしい風景が広がっています。
稜線分岐からは東、冠山方向に向かいます。道は残念ながら笹が多く足元が見えない
ので歩きにくいですが背が高くてもお腹くらいまでの笹ですのでそれほどのことは
ないですし一の谷越えまでほとんど下り道です。
ここの分岐点では2人の登山者に遭遇しました。一人は銅山越えの方にもうお一人は
一の谷越えからフォレスターハウスの方に行かれるようで私も後に続きました。

一の谷越えからなすび平までは下るだけですが帰りには登りとなるのでちょっと
気が重くなります。しかし案外道はキツク無く最初稜線まで登ってきた道に比べる
と楽な道です。途中、道が崩れた部分が数箇所あり特にひどい所は高巻きしてある
所がありました。一の谷越えからなすび平までたくさんの登山者と出会いましたが
聞けば冠山までとか冠山から平家平を回って中7番までとかそういう方がほとんど
でした。

なすび平では4箇所カタクリの群生地があるそうです。
しかし私は何番目の群生地に行ったのかわかりませんが分岐看板から東に行った所の
群生地まで行きお昼としました。
カタクリはほぼ満開状態で、日曜日ということもあり人が多いこと多いこと! 
次から次に人がやって来ます。
群生地には誤って踏みつけることのないようロープを張り渡してありました。
しかし接写写真を撮るにはちょっと邪魔です。私は望遠レンズを使い写真を撮りました。
望遠レンズ必携ですね。


群生地です。いっぱい咲いています。


カタクリ



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