Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

三毛猫の三色…(イボベッコウタマガイ)

2018-08-17 20:28:27 | 水中生物

強烈な日差しだった本日のやんばるです。

スコール系の雨に出会うこともなく、一日中晴れ渡ってました。

次々と台風が発生していますね。12日から16日まで5日連続で発生したのだとか。

これは1951年の統計開始以来初めてのことなのだそう。

過去記事をチェックしてみると、去年は8月の下旬に15号、9月の中旬に18号のことに触れてます。

今年はすでに19号ですから、かなりのハイペースで発生している感じですね…。

風は南東。晴天。

■■

三毛猫を見つけたら、雌だと思ってほぼ間違いないのだとか。

これは三毛猫の特徴である三色の体毛を生み出すために、X染色体が二つ必要なため。

ご存じかもしれませんが、X染色体は性染色体。性染色体にはXとYがあり、XXだと雌に、XYだと雄になります。

というわけで、Xが二つ必要な三毛猫は雌になるというわけ。

では三毛猫に雄はいないのかと言うとそうではなく、クラインフェルター症候群なんかで過剰にXを持つ雄、つまりXXYの雄が三万分の一の確率で生まれるのだそう。

そういう雄の三毛猫を船に乗せると福を呼び船が遭難しない、という言い伝えがあるのだとか。

日本の第一次南極観測隊の船にも雄の三毛猫が乗せられ、そのまま南極の昭和基地で隊員たちと一緒に越冬したそうです。

ところで、三毛猫は英語で"tortoiseshell"と言うのだそうです。

この言葉、"tortoise"は亀、"shell"は甲、つまりそもそもは鼈甲のこと。

三毛猫の三色模様と鼈甲の模様が似ているということでしょうか。

似てますかねぇ…。僕的には微妙な気もしますが…。

あと鼈甲ってタイマイの甲羅ですよね。タイマイはウミガメなのにその甲羅の加工品である鼈甲が"tortoiseshell"っていうところも少し違和感を感じたり…。

■■

さて…

〈ハナヅトガイ科Coriocella属イボベッコウタマガイ Coriocella nigra 18年7月12日 沖縄島新里〉

画像は幼体。

見た目は非常にウミウシっぽい貝。貝殻は完全に隠されていて、露出することはないのだそう。

学名種小名は『黒い』の意。

画像の個体だと見た目そのままの学名のように思えますが、真っ黒な体色だけではないようです。

もう一つ…

『鼈甲』という漢字ですが、『鼈』という字はスッポンのことですよね。

すると字のそのままの意味だと、スッポンの甲羅のことになってしまいますよね。

これは江戸時代に、細工物にタイマイの甲の使用が禁止されたためにスッポンの『鼈』の字を借りたのだとか。

字を借りてでも工芸品や装飾品に重用されるほど、鼈甲は加工し易い材料だったのだそうです。

 


コメント   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しのぶれど…(シノビイロウミ... | トップ | 青い一族(クロヘリシロツバ... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。