Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

しのぶれど…(シノビイロウミウシ属の1種)

2021-08-24 19:31:51 | ウミウシ

台風12号は、沖縄島からはかなり距離を取ったコースを北上してくれたおかげで、大きな影響はありませんでした。

少し風が強まったかな…って感じだけ。まあ、空模様は不安定でしたけど。

今日には十分に風は弱まり、明日以降もこんな感じの真夏日が続きそうです。

風は南。晴れ。

■■

『しのぶれど 色に出にけり わが恋は ものや思うと 人の問うまで』

平兼盛の和歌。百人一首の中で、僕がパッと口に出来る数少ない歌の一つです。

まあ、だいたい分かると思いますけど恋の歌です。

『胸にしっかりと秘めた恋だと思っていたのに、恋しているんだねと友人に指摘されるくらい顔に出てしまっていたようだ』

って感じの歌ですね。

この歌は、960年に村上天皇が開いた『天徳内裏歌合(てんとくだいりうたあわせ)』で詠まれたのだとか。

この歌合は文学史に残る盛大なものだったそう。

歌合とは、歌人を左右二組にわけ、その詠んだ歌を一番ごとに比べて優劣を争うイベント。

歌合戦みたいな感じに思えたりもしますが、平安期には歌の優劣が出世にもかかわる重大事だったのだそう。

ということはコンペティションの意味合いの方が強かったのでしょうか。あるいはラップバトル的な…。

ちなみにこの歌は『天徳内裏歌合』で勝利しています。

■■

しのぶ、色、といえば…

〈イロウミウシ科シノビイロウミウシ属の1種 Thorunna sp. 21年6月18日 沖縄島新里〉

クチバイロウミウシに似ていますが、外套膜最外周を縁取る橙色の帯が、触覚前方で途切れないことで区別できます。

 

 


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