Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

日焼け止めが…(ハナゴンベ)

2008-02-17 18:35:12 | ハタ科

週末は、陽光が降り注いだ沖縄島です。この先の週間予報でも20℃位の最高気温の日が続きそうで、いい感じです。

サンゴの白化に関するちょっと気になるニュースを目にしました。

イタリアの大学の研究チームがおこなった実験なんですが…。

インドネシア、メキシコ、タイ、エジプトの4ヵ国の海でサンゴを採取。それらを海水1リットル中に市販の日焼け止め100万分の1リットルだけ含む水の中で飼育したんだそうです。

結果、96時間以内にサンゴが完全に白化することが確かめられたんだそう。

含まれる成分のパラベン、桂皮酸、ベンゾフェノン、カンファー抽出物という4種類の物質に、使用時に海に溶け出すのと同程度の量で白化させる作用があるそうな。

日焼け止めをまったく使用しないのでよくわかりませんが、こういう成分は日本の日焼け止めにも普通に入ってるんでしょうかねえ?

意外なところにもサンゴ白化の一因があるんだなあ、って思ったりしたしだいです。

海は浅場にちょっとうねりあり。晴れ、後半やや曇りがち。

080217

〈ハタ科ハナダイ亜科ハナゴンベ属ハナゴンベ(Serranocirrhitus latus) 08年1月10日 沖縄島ホーシュー〉

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