西湖蘇堤の入り口にある宋時代の詩人の記念館（アプローチには颯爽とした石像が建っている）。
かなりこじんまりした館内ですが、ロケーションは良い。
蘇東坡が役人として赴任し蘇堤を築き、東坡肉（トンポーロー）も創作したらしく、マルチな方だったようだ。
きれいな遊歩道になっている蘇堤の道沿いにはユリやアジサイが咲いていた。
魯迅生誕の地紹興。
18歳まで過ごしたこの地には上海にあるような魯迅記念館があり、内容的には蘭亭、勾践墓等の史跡案内も加えて、その生涯を簡潔に案内している。
隣接して故居（写真は寝起きした部屋）、当時のエリートの塾三味書屋（写真の左奥の机で勉強した）、他に祖居（官僚だったおじいさんの邸宅）がある。
この後紹興酒工場に行って10年物の紹興酒を購入、夜ホテルで栓を開けたら口当たりが良すぎてボトルがすぐ空になってしまった。
今回も雨模様の西湖を遊覧（40分）。
西湖十景の一つ「三潭印月」（湖の中に3つの石塔が建っている）に向かうと、蘇堤からも良く見えるスポットにたくさんの観光客が集まっていた。
西湖はもともと自然の湖ではなく、灌がい用に作られた水深3mぐらいの人口の湖なので、そこここの配置も、堤の造成も、作り易かったのかもしれません。
西湖湖畔の孤山の麓 にある金石書画の研究団体で、土産物店を併設している。
金石篆刻は、書道と彫刻が一体となった芸術と言うことらしいが、印鑑一つにも奥が深そうだ。
敷地内には楼閣や亭などの建物があるようだが、見学する余裕はなかった。
トム・クルーズのMiⅢのロケで有名になった明、清時代の家並が残る水郷古鎮。
入り口から奥へ小船（一艘100元）で行くと、煙雨長廊（屋根つきの道）、石皮弄（幅80㎝ぐらいの狭い道）、送子来鳳橋（複廊形式の橋）等のスポットがある。
映画ファンとしてはMiⅢのDVDをチェックして訪問すると、さらに楽しめるでしょう。
