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衆院山口2区補選:民主・平岡氏が当選 医療制度追い風に

2008-04-28 01:17:52 | 国内政治
投票率69%、衆院補選では異例の高さ 山口2区

 自民、民主が総力戦を展開した衆院山口2区補選の投票率は69.00%となった。統一補選が始まった00年10月以降の衆院補選では、松岡利勝元農水相の死去に伴い参院選とのダブル選挙となった07年7月の熊本3区補選の70.88%に次ぐ高さだ。

 小選挙区比例代表並立制に変わってから、山口2区の投票率は96年は68.55%、00年は71.86%、03年は69.36%と推移し、小泉ブームが吹き荒れた05年は72.45%だった。

 補選は総選挙に比べて投票率が低くなりがちだが、総選挙と変わらない投票率を記録した。道路・ガソリン、後期高齢者医療制度などが問われた選挙戦に対する関心の高さを示していると言えそうだ。

(出所:朝日新聞HP 2008年04月27日23時26分)

衆院山口2区補選:民主・平岡氏が当選 医療制度追い風に

◇衆院山口2区補選(確定得票数)

当116,348平岡 秀夫=民前<4>[社]

  94,404山本繁太郎=自新[公]

 【略歴】平岡秀夫(ひらおか・ひでお)54民前<4>弁護士[歴]在インド日本国大使館1等書記官▽国税庁法人税課長▽東大=[社]

 ◇衆院の新勢力分野

 27日投開票の衆院山口2区補選で民主党の平岡秀夫氏が当選したことに伴う衆院の新勢力分野は次の通り。

 自民304▽民主・無所属クラブ114▽公明31▽共産9▽社民・市民連合7▽国民新・そうぞう・無所属の会6▽無所属9

 福田政権発足後初の国政選挙で、自民、民主両党の一騎打ちとなった衆院山口2区補選は27日投開票された。民主前職(比例中国ブロック)の平岡秀夫氏(54)=社民推薦=が自民新人の山本繁太郎氏(59)=公明推薦=を破り、4回目の当選を果たした。衆参両院の勢力が逆転した「ねじれ国会」に苦しむ福田康夫首相の政権運営は、補選敗北によってさらに困難になるとみられる。

 年金保険料からの天引き開始が告示の15日に重なったことから、75歳以上の高齢者が対象の後期高齢者(長寿)医療制度が争点化。同制度に対する批判が政府・与党を直撃した形となった。

 平岡氏は、同制度がトラブル続きである点を重視し、街頭演説などで「自民党が強行採決で導入した『うば捨て山』の制度」と批判した。無駄遣いが指摘された道路特定財源、「消えた年金」問題と合わせた「3点セット」で攻勢を強めた。

 また、衆院当選3回という知名度の高さを生かすとともに、30日に揮発油(ガソリン)税の暫定税率復活を柱とした租税特別措置法改正案を再可決する政府・与党の方針に対する反発もあり、幅広い支持を集めた。

 一方、山本氏は国土交通省での経歴や内閣官房地域活性化統合事務局長を務めた実績から「地域活性化が最大の争点」と主張。米軍岩国基地の軍民共用化による民間空港の早期再開など地域振興策を訴えたが、後期高齢者医療制度の説明は後手に回った。

 また、出馬表明が3月初めと遅れ、知名度不足も挽回(ばんかい)できなかった。

 今回の補選は、福田良彦岩国市長(前自民党衆院議員)が2月の岩国市長選に出馬したのに伴い実施された。与野党ともに幹部らが連日応援に入る総力戦を展開した。

 投票率は69.00%で、前回05年衆院選の72.45%を下回ったが、補選にしては高水準だった。当日有権者数は30万8017人。【内田久光】

 ◇衆院山口2区補選(確定得票数)
当116,348平岡 秀夫=民前<4>[社]

  94,404山本繁太郎=自新[公]

 【略歴】平岡秀夫(ひらおか・ひでお)54民前<4>弁護士[歴]在インド日本国大使館1等書記官▽国税庁法人税課長▽東大=[社]

 ◇衆院の新勢力分野

 27日投開票の衆院山口2区補選で民主党の平岡秀夫氏が当選したことに伴う衆院の新勢力分野は次の通り。

 自民304▽民主・無所属クラブ114▽公明31▽共産9▽社民・市民連合7▽国民新・そうぞう・無所属の会6▽無所属9

(出所:毎日新聞 2008年4月28日 0時04分(最終更新 4月28日 0時34分)

暫定税率法案:補選・民主勝利でも政府「30日に再可決」

 自民、公明両党が総力戦で臨んだ衆院山口2区補選で敗れたことは、福田政権そのものの弱体化を浮き彫りにした。租税特別措置法改正案の衆院再可決を30日に行う政府・与党には大きな打撃となりそうだ。勢いづく民主党が後期高齢者医療制度や暫定税率の問題を中心に攻勢を強めるのは必至で、政局の流動化も予想される。

 政府・与党は補選を「勝利によって再可決の『信任』を取り付ける戦い」と位置づけるとともに、民主党の勢いをそぐ格好の機会ととらえていた。

 このため、山口2区内の首長の支援を相次いで取り付けたほか、衆参両院議員が団体をまとめるなど徹底した組織戦を繰り広げた。しかし、後期高齢者医療制度などへの有権者の反発という逆風をはねのけることはできなかった。

 町村信孝官房長官は27日夜、記者団に「国民全体の判断を山口2区の人に委ねるべき性質ではない。30日に再可決する方針に何ら変わりはない」と語った。しかし、内閣支持率の下落傾向が続く中での補選敗北を受け、自民党幹部からも「いったん下がったガソリン価格が値上がりする。政権に厳しい目が向くのは避けられない」と強気の国会運営を懸念する声が出始めた。

 民主党は与野党攻防に手ぐすねを引いている。さらに、補選で民意が示されたとして、福田康夫首相に対する問責決議案の参院への提出時期も探っていく構えだ。6月15日の通常国会会期末に向けた主導権を民主党が引き続き握る可能性が高まり、首相の政権運営は綱渡りを迫られる。【犬飼直幸】

(出所:毎日新聞 2008年4月28日 0時32分)

社説:補選民主勝利 首相は「怒り」を無視するな

 福田内閣発足後初の国政選挙となった衆院山口2区補選は、民主党候補が自民党候補との一騎打ちを制した。内閣支持率が低迷する中、後期高齢者(長寿)医療制度やガソリン税の復活方針など身近な生活課題に対する有権者の不信や怒りを如実に反映した結果だ。「ねじれ国会」で民主党の攻勢は一層、強まろう。福田康夫首相は敗北を謙虚に受け止め、政権運営のあり方を反省すべきである。

 期限切れしたガソリン税の暫定税率は、関連法案を衆院で再可決し復活させることが投票日直後の29日から可能となる。加えて75歳以上を対象とする新医療制度に伴う保険料の年金からの天引きが、15日から始まった。暫定税率と新医療制度の是非が争点となり自民は首相、民主は小沢一郎代表がそれぞれ現地入りしての総力戦を展開した。

 結局、民主前職(比例中国)候補が、国土交通省OBの自民新人候補を破った。自民は暫定税率よりも地域活性化に重点を置く戦術を取ったが、税率復活に支持は得られず、新医療制度への反発が強い逆風を生んだ。本社とJNNの出口調査によると、投票した人の6割以上が税率復活に反対している。また、年代別では70代以上でも民主候補に投票した人がやや上回った。同じ年代の政党支持では自民が52%と民主の29%を圧倒しており、今度ばかりは自民におきゅうを据えたお年寄りの「反乱」が保守の牙城を崩した。

 補欠選挙は組織票が堅い与党に有利な傾向があるだけに、今回の選挙結果は福田政権にとって深刻な敗北だ。ところが与党は投票を待たずに暫定税率を復活する方針を固めた。これでは「民意など関係ない」と言っているに等しい。道路特定財源を09年度から一般財源化する首相の方針を空手形に終わらせないための努力も不十分なままだ。敗北直後に再可決をしてガソリン代を元に戻しても、国民の納得は得られまい。

 敗北を呼んだ新医療制度も、国民の理解からはほど遠い。負担増の実態把握や情報開示で説明不足を補うことはもちろん、制度設計も含めた再点検に着手すべきではないか。生活重視路線を掲げる一方で、福田政権のこれまでの運営には官僚寄りとの批判が強い。年金不信が直撃した先の参院選同様、地方で自民の岩盤が崩れだしている現実を直視すべきだ。

 一方、民主党にとって、補選勝利は弾みだ。小沢代表の求心力は増し、今国会中の首相問責決議案の提出も視野に、早期の衆院解散に向け攻勢を強めよう。ただ、新医療制度への批判がタイミングの良い追い風となった面は否めない。日銀正副総裁人事の対応にみられる一連の強硬路線が評価されたとみるのは早計ではないか。来る衆院選に備えての建設的な政策論争こそ本筋である。

(出所:毎日新聞 2008年4月28日 0時22分(最終更新 4月28日 0時43分)

民主、衆院補選で勝利 高齢者医療・道路追い風に

 後期高齢者医療制度や道路政策が問われた衆院山口2区補選が27日投開票され、民主党が大差をつけて自民党から議席を奪い返した。政府・与党は30日に税制改正関連法案を衆院で再可決してガソリン税の暫定税率を復活させるが、民主党は徹底抗戦する構えで、5月の政局も見すえて首相問責決議案の提出時期の調整に入った。

 山口2区補選は、比例中国ブロックからくら替えした民主党前職の平岡秀夫氏(54)=社民党推薦=が、自民党新顔で前内閣官房地域活性化統合事務局長の山本繁太郎氏(59)=公明党推薦=を約2万票差で破った。当日有権者数は30万8017人、投票率は69.00%(前回総選挙72.45%)。

 補選は、05年の総選挙で平岡氏に競り勝った自民党の福田良彦氏が2月の出直し岩国市長選に転出したことに伴う。共産党は同県内では53年ぶりに国政選挙での候補者擁立を見送り、自民・民主の一騎打ちとなった。

 平岡氏は今年初めに早々と名乗りを上げ、選挙戦では「政権交代に向けた大きなうねりをつくる」と強調。道路政策、消えた年金記録、後期高齢者医療制度の「3点セット」で政府・与党を攻撃した。告示の15日に年金からの保険料天引きが始まった新医療制度は平岡氏にとって追い風に。政府・与党が投開票日直前に暫定税率復活の方針を決めたことも有権者の反発を買ったと見られる。

 民主、社民支持層をまとめ上げたほか、無党派層にも浸透。自主投票で臨んだ共産支持層も引き寄せた。選挙区での返り咲きを果たした。

 民主党は「総選挙の最大の試金石」(小沢代表)として、小沢氏、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の「トロイカ」をそろい踏みさせるなど総力戦を展開。最大の支持組織「連合」も傘下労組を固めた。社民、国民新、新党日本の首脳も応援に入り、野党共闘をアピールした。

 一方、山本氏の立候補表明は3月初めと出遅れた。争点となった道路政策には触れず、ひたすら「地域活性化」を強調。米軍岩国基地への民間機就航の実現を唱え、平岡氏を急追したが、及ばなかった。

 福田内閣の支持率低下に悩む自民党は「政局の流れを大きく変える選挙」(古賀誠選対委員長)と位置づけ、こちらも総力戦に。首相や伊吹文明幹事長、麻生太郎前幹事長、安倍前首相らも応援に入り、地元首長の協力を仰ぎ、建設業をはじめとする企業・団体を引き締める組織戦を徹底した。しかし、自民、公明支持層さえ十分固めることができず、無党派層への広がりも欠いた。

(出所:朝日新聞HP 2008年04月27日23時02分)

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3 コメント

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東西さん (作務)
2008-04-28 16:06:58
本当は、こういう場所に書き込む事では無いかも知れないんですが…

当選した平岡さんは、吉本興業の村上ショージさんに 似てませんか…(笑) ~どうしても気になったので~すみません…
作務さんへ。 (東西南北)
2008-04-28 23:12:36
 似ていますね。村上ショージは、面白いです。ダウンタウンと共演している時、輝いています。笑。

 それにしても、自民党・公明党の候補者は、「ドゥーン」な結果に終わりました。当然。

 
ソレです (作務)
2008-04-29 10:24:16
「ドゥーン」が表現したかったんです(笑)

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