ウリパパの日記

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府中の森芸術劇場開館20周年記念どりーむコンサート

2011-11-23 21:09:34 | 音楽
今日の午後、府中の森芸術劇場で開催されたどりーむコンサートに母親と行ってきました。4回シリーズの第3弾は、大御所中村紘子を迎えて、小林研一郎指揮の日本フィルハーモニー交響楽団です。中村紘子の演奏は何度か聴いたことがあり想像つきますが、小林研一郎は初めての経験なので、期待に胸を膨らませて府中へ向かいました。

前半は中村紘子が主役。オーケストラを従えずに1人でステージに現われ、当日追加されたショパンのワルツ2番で幕開け。続いて、チャイコフスキー(ラフマニノフ編)のララバイ(子守唄)、ラフマニノフ「幻想的小品集」より第2番:前奏曲≪モスクワの鐘≫と独奏が続きます。モスクワの鐘はどんな曲だろうと楽しみにしていたところ、有名な24の前奏曲の第1番と同じ曲でした。

続いて小林研一郎と日本フィルハーモニーが舞台に登場しショパンのピアノ協奏曲第1番が演奏されましたが彼らは脇役。小林研一郎も遠慮がちに目立たずに指揮棒を振っている様子です。それにしても主役の中村紘子はものすごい貫禄。姿勢が良く、そして華のある演奏ですね。指が回らないところやミスタッチも芸術にしてしまうほどの圧倒的な存在感。2009年にデビュー50周年を迎えたというから、もう60才台の後半でしょう。巨匠といっても過言ではありません。リサイタルやオーケストラとの競演など意欲的な活動を行っているそうで、盛り上げ方を心得ています。

アンコールはショパンの子犬のワルツ。小林研一郎もオーケストラメンバー(バイオリン奏者)の椅子にちょこっと腰掛けて耳を傾けています。こちらも「私が中村紘子よっ!」という演奏でした。brava! 

後半はコバケンこと小林研一郎の本領発揮。ドヴォルザークの交響曲第8番です。前傾姿勢で腰をかがめ、エネルギッシュなタクトが圧巻。日本フィルもそれに応えた凄まじいドヴォルザークです。私はコバケンの生演奏を始めて聞きましたが感激しますね。タクトに操られ引き出されるボヘミアの音楽は激しいだけでなく、例えば4楽章の冒頭でファンファーレに続いてチェロが第1楽章の主題を奏でるところなど、音色の美しさとうねりに圧倒されます。フルートやオーボエのソロも聞かせてくれました。

のどかなボヘミア風情を感じさせてくれたドヴォルザークの演奏に続いて、小林研一郎が舞台で語り始めました。府中の森芸術劇場が20年前に開館した際、今日と同じメンバー(中村紘子、小林研一郎+日本フィル)で演奏を行ったそうです。30周年も同じメンバーで演奏したいと言って会場を沸かせていました。そしてアンコールはブラームスのハンガリー舞曲1番。大音量がホールに響き渡り再び大喝采。

さらに、コンサートマスターの木野雅之さんからプレゼントがあるとのことで、コンマスを除きオーケストラのメンバー全員が退席。そして再びグランドピアノが舞台中央に移動されて、次のアンコール曲、モンティの「チャルダッシュ」が小林研一郎の伴奏により演奏されました。ハンガリーの民族舞曲ですね。端正で素敵なチャルダッシュでした。

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