ウリパパの日記

自由気ままに・・・

高尾山の氷の華 シモバシラ  2015.1.4

2015-01-04 14:03:00 | Weblog
長かった正月休みも今日が最終日です。この休み中に高尾山へ登っていなかったので、初詣も兼ねてシモバシラの氷華を見てきました。

元旦に俄雪が降り高尾の山々は淡く雪化粧しました。その後冷え込みが続き、今朝の八王子は最低気温が-3.3℃。昨日までよりは少し緩みましたが、高尾山から一丁平にかけては-5℃以下の冷え込みが続いているものと想定されます。今日のルートですが1号路の登りは初詣客で混雑が予想されます。バスで日影から萩原作業道を一丁平へ登り、紅葉台、高尾山経由で1号路を下ってくることにしました。

家事を片付けてから高尾駅北口9時52分発のバスで日影へ向かいます。バスはハイキング客で満席ですが、日影で下車したのは僅か5名でした。


日影の入口です。路面は凍結しています。


日影林道は日当りが悪いので、長い氷つららもあちこちで見かけました。今日は寒さが緩んでいますが、昨日までは日中でも氷点下だったのではないでしょうか。


萩原作業道を登っていくと、道の両斜面に大きく成長したシモバシラを見ることができます。


20cm近くまで成長した氷華もあります。


見事な氷の芸術です。日中でも日が当たらず、針葉樹に遮られて雪も積もらないため、連日の冷え込みで大きく成長しているのでしょう。


一丁平の北側巻き道近くになると、日当りが良くなるためか氷華のサイズが小さくなっていきますが、数は増えている印象です。


一丁平北側の巻き道に出ました。横に広がった氷華が目立つようになります。表題の写真も巻き道で撮影したものです。昨年末の雨や、元旦に降った雪の影響で、大きく成長したものは例年より少ない印象でした。


一丁平の展望台には向かわず、紅葉台の北側巻き道を進みます。斜面にはシモバシラの華が見られますが、雪の影響でしょうか、数は少なめの印象です。


紅葉台北東側の斜面でも10cm~15cmに成長したシモバシラが姿を見せていました。


30分ほどシモバシラを観察した後、高尾山頂に登ってみました。初詣帰りのお客さんが多くかなり賑わっていました。家を出る前にライブカメラを確認した時点では山頂に雲がかかっていたので富士山は雲の中かなと諦めていたところ、昼近くになって雲が切れてきたようです。思いがけず富士山の姿を見ることができました。


帰りに立ち寄った薬王院では大勢の参拝客が訪れていました。


ケーブルカーの高尾山駅でトクトクブックに1月号のスタンプを押してから、展望塔に上りました。冬型の気圧配置が緩み、風も無いため関東平野の上空は霞んでいます。北の方面には日光連山がうっすらと見えていました。冬型が緩んだので雪を被った燧ケ岳が姿を見せていないか目を凝らしてみましたが、確認することはできませんでした。帰宅後ライブカメラを確認したところ、尾瀬方面は一日中雲の中のようです。


今年のシモバシラは例年よりやや小さめの印象です。近年では2年前の冬(2012年12月)に大きく成長した氷華を見ることができました。参考に紹介しておきます。

(参考) 2012年12月27日の高尾山~城山で見られたシモバシラの氷華




コメント (2)
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