大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

西ノ京・薬師寺界隈

2010年03月28日 | 奈良市
先日は「西ノ京」へ。
奈良県奈良市西部、往古の平城京右京、すなわち平城京を東西に二分する朱雀大路の西側の地域一帯を「西ノ京」という。
秋篠川に沿い、薬師寺、唐招提寺、西大寺などがある。
西方の西ノ京丘陵の五条山では、江戸時代以来の赤膚焼の陶器製作が行われている。
「西ノ京」付近は古くより土器や瓦の生産地であり、興福寺大乗院に属した火鉢造座などがあり、近世、奈良風炉(ふろ茶の湯 で釜の湯を沸かすための火鉢状の道具)の産地として知られた。
古都の面影を残すこの地域には、多くの観光客が訪れる。
また,近鉄電車によって大阪市への交通 至便の地であり、住宅地区として発展、東部の奈良旧市街地とは好対照をなしている。
昔,平城京の右京(西ノ京)には高級役人が住まいし、左京(東ノ京)には下級役人、一般庶民が住んでいた。
しかし、高級役人が職務上重大なミスを起こして降格になれば左京に移住させられることから出た言葉が「左遷」だという。
時代が変わると左大臣の方が右大臣より格が上というように左上位となったが,「左遷」と言う言葉のみが残ったのだという。
そろそろ年度末,異動の季節やなぁ~
せやけど西ノ京,道幅狭かった・・・
「写真;西ノ京・薬師寺界隈」



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柿本人麻呂の像 | トップ | 大安寺塔跡 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

奈良市」カテゴリの最新記事