◯二◯二・パニック！・３６

◯二◯二パニック・３６


瑠璃「昴はどんな修行するの」

　昴「まあ、俺の自然属性は、とにかく

　　　属性の精度を上げることが一番重要

　　　だから、属性との相互性に対する

　　　淀みを無くすことに専念しようと

　　　思ってる」

透明「確かに、属性は能力の下地になって

　　　いるものだからね

　　　属性の力を引き出すためには、

　　　自分の意思と属性との相互関係を

　　　より安定させる必要があるから」

瑠璃「ふ～ん・・・色々考えているんだね

　　　私、あんまりそう言うこと考えて

　　　属性使ったことなかったかも」

透明「ふ、普通は、考えるものなんだけど」

　昴「瑠璃は、もともと天才肌だからな」


自然属性

自然を司るこの属性は、世界の理と自然との

結びつきを強く感じ、世界を彩る色や植物の力を

自在に操る優れた能力を有しています

その性質から、自然を愛し愛される人が多く、

ルールや約束を重要視する少し堅い面もありますが、

誠実で謙虚な信頼できる性格を持っています

自然の力を司る自然属性は、妖精との結びつきも強く、

属性を極めることで、妖精や精霊との交信も

おこなえる、特殊な属性でもあります


自然属性の能力向上

昴の場合は、自然属性の結晶のような観似手を

持っているため、昴の修行方法は参考にならない

のですが、昴から聞いた修行で、一番良い方法を

皆さんにはおこなっていただこうと思います



能力向上方法

本来、植物は、普段から人間と同じような

感情を持っていますその感情は単純なもので

今日は暑いなぁ～とか寒いなぁ～とか

お腹いっぱい心地よい日だぁ～など

感じていることを常に表現しています

皆さんにはその感情を読み取る練習をして

ほしいので、次の方法をおこなってください


まず、皆さんには、パートナーとなり得る

樹木を一本選んでいただきます

パートナー探しは、お近くの公園の樹木でも

家の庭木でも良いので、自分が気になる樹木を

一人、選びましょう

パートナーが決まったら、左手でそのパートナーに触れ、

パートナーと一体となるように深呼吸を繰り返します

呼吸は鼻から吸って口から吐く腹式呼吸

木の香り、緑の香りを感じられるまで

呼吸を繰り返し、同調してゆきます

ある程度、香りを感じられるようになったら

次に、右手もパートナーに触れさせ、

以下の呪文を唱えましょう


「主たる御霊、溶け込みて

　　　我、一部となるを欲す

　　　　大気は樹木にて清め、呪守救とならん」


(あるじたるみたま、とけこみて

　　　われ、いちぶとなるをほっす

　　　　たいきはじゅもくにてきよめ、じゅもくとならん)


そこまで終わったら、後はゆっくりと

パートナーとの同調をはかってゆきます

パートナーが今、何を感じているのか

流れてくるエネルギーを感覚的に捉えて理解する

この一連を繰り返しおこない、パートナーの

感じていることを何となく感じられるようになったら

次に自分の意思をパートナーに想いとして

伝えてみてください

樹木は同調しているものの意思を敏感に感じ、

その意志に応えてくれます

早い時期に綺麗な花を咲かせたり、沢山の実を

つけてくれたり、みなさんの意思を尊重して

変化してくれますので、是非パートナーとの

意思疎通を試してみてくださいね

この方法は、自然の理を理解する方法でもあるので

精度が上がれば、どんどん能力が向上してゆき、

自然の中に存在する、妖精や精霊との意思疎通も

できるようになるので、頑張ってやってみてください


樹木の大きさは問いませんが、幹が細いと

感情帯が読み取りづらいと思いますので、

最初は幹が太めの樹木を選んで練習すると

良いでしょう




透明「さ～て、やろうか」

瑠璃「ちょっと、待って」

透明「」

瑠璃「あのさぁ～属性って変えられたりするの」

　昴「いや、変えることはできない」

瑠璃「そ、そっか～でも、透明みたいに

　　　他の属性を少しは高めることって

　　　できるのかなぁ～」

透明「どうしたの」

瑠璃「い、いや～　私の地母属性って、

　　　極端に自然属性に弱いとというか、

　　　エネルギーを取られる感じじゃない

　　　だから、私も自然属性を少しでも向上

　　　させられれば、そういった弱みも

　　　弱くなるのかなぁ～って思って・・・。」

透明「それは、可能だよ」

瑠璃「そうなの」

透明「本来人間は、生まれてから直ぐに

　　　数種類の属性の恩恵を受けることに

　　　なるんだけど、他の属性とは違って

　　　この能力属性は、特殊なんだよ」

瑠璃「特殊」

透明「まあ、時間も限られてるから

　　　少しだけなら説明するけど・・・」

瑠璃「お、お願い教えて」

　昴「はぁ～・・・俺、先に行くぞ」

透明「了解夕方までには戻れよ」

　昴「おお」

透明「さて、それじゃぁ～まずは・・・」


次回、能力属性についてです



　　　　　　　　　　続く・・・。

昴と透明先生のお店 
Guardian Jewelry Access 
是非ごらんください 



https://guardian-jewelry.com/

ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

　↓　　　　　　　　↓

にほんブログ村ランキング

　↑　　　　　　　　↑

応援ボタン２箇所ポチッとよろしくお願いします