

客間で待つこと10分

突然、扉が開く

伊祁「いや~っ


お待たせしちゃいましたねぇ~

透明「

また、とんでもなく派手な人物が現れる

彼の名は、伊祁 重蔵 (いき じゅうぞう)
当然、偽名なのだろうけど・・・
こんな重たい名前とは裏腹に、かなり派手派手な
花柄のアロハシャツを着て髪色はド金髪

どう見てもパリピなおっさんにしか見えなかった

透明「御山への依頼を遂行するために参りました、
陽明と申します

伊祁「ありゃ、そんな堅苦しいのはやめましょう

気楽にいきましょう


透明「は、はぁ

いやいや、気楽にとか言ってるけど、
さっきから私を試しているのか

気を当ててきてるんですけど

透明「ところで、伊祁さん

私も御山から詳しい話を聞いていないのですが、
なんでも、霊障の調査と研究に協力するという
依頼だったと思うのですが、よろしいですか

伊祁「ええ


いや~

と思いまして~

すみませんでした~

・・・・・しかし・・・・貴方、相当ですね

透明「んっ

伊祁「これだけ当てても、眉一つ動かさないで
話を続けている・・・今まであった中でも
トップクラスですよ

透明「いえいえ


伊祁「・・・またまた、ご謙遜を~

うん



これから依頼の内容を詳しくお話し
したいのですが、よろしいですか

透明「ええ

その為に来たので、是非お聞かせください

やれやれ、なんで駆け引きしてるんだか・・・

さて、どんな依頼が飛び込んでくるのやら

続く・・・。







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