設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

贈り物

2005年08月25日 17時08分58秒 | 独り言
先日 随分久しぶりに純粋に友にプレゼントを贈った。
大したもんじゃないが・・・・
やはり人に何か「贈ろう!」と決心してからは
なんだかウキウキし始める。
昔からのくだらぬ癖で くだらぬ自己満足かもしれない。

大体 いくら歳を重ねても 人からもらった贈り物というのは
無条件で嬉しい・・・・たとえちっぽけな物であろうと
たとえ祝いたくもない誕生日であってもだ・・・・

小さい頃は なんだかマイブームのように家族中に
プレゼントをまきちらした時期があり・・・・
やれ敬老の日だとか母の日だとか・・・
大人の喜ぶ顔が見たいと思っていたのか いいように
解釈すれば奉仕精神が多かったのか・・・・

その奉仕精神が向ける目は 次第に家族から外部へと
向けられ 社会人になっても やたら友などに何か贈っていた。
勿論 お金がないから誕生日には 手書きのカード位だったけど・・

「昔 くれたんだよ~」
なんて大昔の 自分のこっぱずかしいカードを後生大事に
持ってくれる友もいたりして・・・
「いやあ~~昔は変だったねえ」
なんて改めて 大昔の出来事に恥ずかしくなる。
それほど 今は純粋に誰かに贈るなんて行為に遠ざかっている。

母の日が近づけば・・・ああ、花か・・・という程度だし。
お中元やらお歳暮やらと 全て何か因果関係の絡んだ商品を
機械的に選ぶのみである。
夫に何か???そう考えるものの 結局 無職の自分が
何か贈っても元源は夫自身じゃねえ~~という言い訳で
締めくくる事になり・・・・

だから先日は なんだか久しぶりにウキキの気分になった。

あの赤いリボンをヒラヒラ解く時の気持ちは 子供の頃の
ワクワク感と同じである。
でも やっぱり誕生日には贈り物を見たくない歳になって
きている。というより 誕生日が来ないでほしいと毎年
思ってしまう。

贅沢な悩みであり 悲しい現実であるけれど・・・

贈り物は やっぱり贈るほうが断然楽しいのだ。