設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

暇か平和か

2005年06月20日 15時13分54秒 | 独り言
貴乃花親方「わんぱく相撲」でつかの間の休息 (スポーツニッポン) - goo ニュース

なんだか今の日本はよほど暇なのか平和なのか・・・・
連日 テレビをつければ昼も夜もこの話題。
そんなテレビを見ている自分も相当 暇人かもしれないが・・・

若貴騒動なんて言葉はカッコいいけど 結局 兄弟喧嘩。
こーんな超プライベートな喧嘩を大の大人達がああでもない
こうでもないと真剣に語り合っている。平和じゃ。平和じゃ。

まあ、我が家も同じ年間隔の離れた♂兄弟の息子達が
いるものだから ちょっと他人事とは思えないけど・・・
絶対違うのは 自分達親達が亡くなっても 争う要因の
お金絡みが悲しいほどないというだけ・・・

相撲って国技だったのかと この騒動で改めて思う。
そういう意味では 皆の関心が全く薄れつつある相撲を
引き戻せたという事で この騒動もなまじ無駄では
なかったかも・・・・

それにしても 相撲界は特別の世界だとか親と子でも
師弟関係だとか 言ってる事はカッコいいけど
やってる事は 人の悪口のオンパレード。
こんな悪口を言い合っている世界に 今の子供達は
夢を持ってくれるのかしらんと 不思議に思う。

親と子が師弟???だったら なぜ自分の手元で修行するのか?
自分の元に置いた時点で 師弟なんて無理じゃないのかなと
一応親の自分は感じてしまうが・・・・
まあ、これが特殊な相撲界という世界の事なのだと言われて
しまえば 普通の常識で生きている自分には
ちーっともわからない事ばかり。
でも一般のお客って皆 相撲の世界で生きている訳じゃない。
一体 誰を相手に商売したいのか・・・甚だ不思議な世界である。

相撲にしても歌舞伎にしても日本の伝統技と堅苦しく
妙に高いお金で皆は観賞しなければならないけど
歴史をさかのぼれば 単なる娯楽だった筈。
他者をよせつけず 狭い狭い世界で動いていれば
こんな早い世の中である。取り残されるのは時間の問題。

1000万だったとかいうテレビ出演料の交渉をしている
暇があったら やはり子供達に夢を持てるような
仕事をしてほしいと思う。

昔 祖母は相撲中継が始まると夕飯の支度もそこそこに
テレビの前で熱中して観戦してたものだ。
子供心に興奮している祖母が珍しくて
相撲中継と祖母を代わる代わる見比べていた。

あんなにキラキラと目を輝かせて 今も見ている人が
いるのだろうか・・・・・
変な意味で相撲がクローズアップされた今 祖母の
あの興奮した顔がもの悲しく思い出される。