家庭連合平和奉仕ボランティア隊キャプテン日記 in 復興支援

家庭連合平和奉仕ボランティア隊(UPeace)のキャプテンが、復興支援の様子や現地の声、感じた思いなどを発信します。

広がる温度差

2015年01月30日 | 統一教会ボランティアキャプテンの日記

 震災から3年経った(2014年3月)頃に、被災地に住む数名の方から聞いた話をまとめました。

 

『復興は、もう終了したんですか?』

…遠方の人から、よく聞かれるフレーズだよ。

 

2011年7月 (災害から4ヵ月後)

↓ ↓ ↓

2013年3月 (災害から2年後)

 

 この場所に元々あった町を(100)として、地震と津波で一面ががれきになった町を(-100)とした時に、この町に住んでいる人に聞くと...

〇ボランティアが持ちやすい印象

 「震災直後(-100)と比べると、ガレキがほとんど無くなった(0)ので、だいぶきれいになりましたね~。

 「元々のイメージ(-100)と全然違った(0)ので、安心しましたよ~。

   (良かった・安心した・ホッとした…等)

〇地元の人が持つ印象

 「震災前(100)と比べると、元々の町が無くなったまま(0)なので、まだまだこれからだな...。

 「これだけ頑張っても、あの頃(100)に全然戻ってない(0)からね。これから先、不安だな...。

   (心配・不安・ため息をついた…等)

 

 

2011年3月末 (災害直後)

↓ ↓ ↓

2012年4月 (災害から1年後)

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2013年3月 (災害から2年後)

 

 元々あった家(100)が、津波で壊れてしまい(-100)、新しく再建した(100)という人に聞くと...

〇ボランティアが持ちやすい印象

 「被災して住めなくなった家(-100)が、こんなに早く新しい家(100)になるなんて、すごいですね。」 

〇地元の人が持つ印象

 「元々の家(100)が震災以降ずっと住めなかったんだけど、やっと元(100)に戻って、ホッとしたよ。

 

 

『復興は、もう終了したんですか?』

・・・と聞かれた時、最近はこう答えてますよ・・・

『正直、まだまだですね。おそらく、本番はこれから だと思いますよ...』

 

 話を聞きながら私が感じたのは、ボランティアと被災者との間の温度差でした。

  ...これを、少しでも埋めていきたいと思いました。


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