天秤丸です。久々の更新。
さて夏です。
夏といったら怖い話ですね。
おれも怖い話は大好きです。
夏と連携には乗り遅れるな! って事で今日から3回の日記は、
天秤丸のリアルで起こった怖い話を
豪華三本立てにしてお送りしようと思います。
さて皆さん心の準備はいいですか?
トイレは済ませましたか?
まだの方がおられましたら不在マークだして、出すもの出して来て下さい。
………
では始めようと思います。
【 世にも奇妙なオフライン 】
第一話 [ ビスケットを食べちゃった ]
以前の日記でも書いていますが、おれのバイト先はホームセンターです。
その日のバイトは朝からの出勤だったのですが、
寝坊してしまい朝ごはんを食べずに家を出てしまいました。
バイト先に着き、急いで着替え、店内に入り、いつものように仕事を始めました。
しかし30分もしないうちに
グギュルルルルゥゥン
空腹の余り、お腹が鳴り始めました。
お腹が減ると集中力が欠かれ、仕事がはかどりません。
しかし休憩まではまだ2時間以上もあります。
『 こりゃいかん 』
そこで俺はある作戦を決行する事にしました。
うちのバイト先の休憩室には、休憩中につまめるようにお菓子が用意されているのです。
そのお菓子を一足早く頂いちゃおう、という作戦内容です。
ルパン3世も真っ青です。
さて思いついたら即行動。
俺は忍者のごとく人目を盗みながら休憩室へと入りました。
まだ休憩の時間まには早いので、幸い部屋の中には誰もいませんでした。
そしてお菓子発見。
芦兎天秤丸は[ ビスケット:レベル1:1体 ]を指差した。
質素な透明な袋に入った、おいしそうなビスケットです。
袋をあけるとほのかに甘い香りが辺りに漂いました。
周囲に人がいない事をもう一度確認して
芦兎天秤丸は[ ビスケット:レベル1:1体 ]にがっついた。
ぼり
ぼりぼり
ぼりぼりぼり…ごっくん
( んまいっ! )
気分は美味しんぼ。
余りのおいしさに、なぜか小さくガッツポーズ。
そのビスケットは高価なものだったのか、
普通のビスケットに比べ格段に上品な味がしたのでした。
甘さがしつこくなく、だからといって薄味というわけではない。
こんなおいしいビスケットがあったとは。
十分満足した俺は店内に戻り、休憩までの2時間を一生懸命働きました。
そしてやっと休憩時間。俺は休憩所にもどりました。
弁当を食べ終え、ぼけぇ~と缶コーヒーを飲みながらタバコを吸う。
シアワセ。
-完-
しかしこの話は怖い話。
このままでハッピーエンドで終わるはずがありません。
シアワセ満喫中な俺。
しかし、そこにいた社員さんの一言が俺をドン底に落とす。
社員『 そういや、○○君、あそこの机にあったビスケット知らん? 』
ドキィィィィィィィ
全身から冷や汗が吹き出る。
そして俺は部屋中を見回す。
監視カメラなどない。
ではどこかから目撃されていたのか。
否。
俺はそんなドジは踏まない。
あの時確かにこの部屋には誰もいなかった。
外から中をのぞけるような窓もない。
…
ならなぜ、
このおっさんが知ってるのかぁぁぁぁぁ!
まぁいい。
ここで考えていても仕方ない。
シラをきりとおすモードON。
天秤丸『 ビスケット? 』
社員 『 うん、これくらいの袋にはいったビスケットなんやけど。』
間違いない、俺が喰らったものだ。
天秤丸『 んー見てないっすね。 』
そいつは既に、俺の胃の中だ。
社員 『 うん、見てなかったらいいわ^^ 』
そう言うと社員さんは新聞を読み始める。
( え? )
まったく追求してこなくなった社員さん。
ひょっとして俺が食べた事はバレてはいないのか。
それとも俺に気を使ってくれているのか。
どっちにしても、やはりこのままでは気持ち悪い。
正直に言おう。
天秤丸 『 あ、あのっ! 』
社員さん『 ん? 』
天秤丸 『 すんません、ビスケット俺が食べました。 』
社員さん『 …え? 』
天秤丸 『 ほんまにすんません、腹がすごい減っていたので仕方なく。 』
社員さん『 あれ食べたの? 』
天秤丸 『 はい…。』
社員さん『 ちょっとついて来てくれるかな? 』
そういって社員さんは休憩室をでる。
俺もあわてて後を追いかける。
社員さんは店内に入る。
俺も入る。
社員さんドンドン歩いていく。
俺もドンドン歩いていく。
そして社員さんは足をとめた。
俺の耳元でボソっとこう言った。
社員さん『 言いにくいんやけど、君が食べたのはコレの試給品や。 』
そこにあったものは
アニマルビスケット
ワンちゃんニャンちゃん大喜び
社員さんは呆然としている俺を残し、ペットコーナーを後にした。
-完-
さて夏です。
夏といったら怖い話ですね。
おれも怖い話は大好きです。
夏と連携には乗り遅れるな! って事で今日から3回の日記は、
天秤丸のリアルで起こった怖い話を
豪華三本立てにしてお送りしようと思います。
さて皆さん心の準備はいいですか?
トイレは済ませましたか?
まだの方がおられましたら不在マークだして、出すもの出して来て下さい。
………
では始めようと思います。
【 世にも奇妙なオフライン 】
第一話 [ ビスケットを食べちゃった ]
以前の日記でも書いていますが、おれのバイト先はホームセンターです。
その日のバイトは朝からの出勤だったのですが、
寝坊してしまい朝ごはんを食べずに家を出てしまいました。
バイト先に着き、急いで着替え、店内に入り、いつものように仕事を始めました。
しかし30分もしないうちに
グギュルルルルゥゥン
空腹の余り、お腹が鳴り始めました。
お腹が減ると集中力が欠かれ、仕事がはかどりません。
しかし休憩まではまだ2時間以上もあります。
『 こりゃいかん 』
そこで俺はある作戦を決行する事にしました。
うちのバイト先の休憩室には、休憩中につまめるようにお菓子が用意されているのです。
そのお菓子を一足早く頂いちゃおう、という作戦内容です。
ルパン3世も真っ青です。
さて思いついたら即行動。
俺は忍者のごとく人目を盗みながら休憩室へと入りました。
まだ休憩の時間まには早いので、幸い部屋の中には誰もいませんでした。
そしてお菓子発見。
芦兎天秤丸は[ ビスケット:レベル1:1体 ]を指差した。
質素な透明な袋に入った、おいしそうなビスケットです。
袋をあけるとほのかに甘い香りが辺りに漂いました。
周囲に人がいない事をもう一度確認して
芦兎天秤丸は[ ビスケット:レベル1:1体 ]にがっついた。
ぼり
ぼりぼり
ぼりぼりぼり…ごっくん
( んまいっ! )
気分は美味しんぼ。
余りのおいしさに、なぜか小さくガッツポーズ。
そのビスケットは高価なものだったのか、
普通のビスケットに比べ格段に上品な味がしたのでした。
甘さがしつこくなく、だからといって薄味というわけではない。
こんなおいしいビスケットがあったとは。
十分満足した俺は店内に戻り、休憩までの2時間を一生懸命働きました。
そしてやっと休憩時間。俺は休憩所にもどりました。
弁当を食べ終え、ぼけぇ~と缶コーヒーを飲みながらタバコを吸う。
シアワセ。
-完-
しかしこの話は怖い話。
このままでハッピーエンドで終わるはずがありません。
シアワセ満喫中な俺。
しかし、そこにいた社員さんの一言が俺をドン底に落とす。
社員『 そういや、○○君、あそこの机にあったビスケット知らん? 』
ドキィィィィィィィ
全身から冷や汗が吹き出る。
そして俺は部屋中を見回す。
監視カメラなどない。
ではどこかから目撃されていたのか。
否。
俺はそんなドジは踏まない。
あの時確かにこの部屋には誰もいなかった。
外から中をのぞけるような窓もない。
…
ならなぜ、
このおっさんが知ってるのかぁぁぁぁぁ!
まぁいい。
ここで考えていても仕方ない。
シラをきりとおすモードON。
天秤丸『 ビスケット? 』
社員 『 うん、これくらいの袋にはいったビスケットなんやけど。』
間違いない、俺が喰らったものだ。
天秤丸『 んー見てないっすね。 』
そいつは既に、俺の胃の中だ。
社員 『 うん、見てなかったらいいわ^^ 』
そう言うと社員さんは新聞を読み始める。
( え? )
まったく追求してこなくなった社員さん。
ひょっとして俺が食べた事はバレてはいないのか。
それとも俺に気を使ってくれているのか。
どっちにしても、やはりこのままでは気持ち悪い。
正直に言おう。
天秤丸 『 あ、あのっ! 』
社員さん『 ん? 』
天秤丸 『 すんません、ビスケット俺が食べました。 』
社員さん『 …え? 』
天秤丸 『 ほんまにすんません、腹がすごい減っていたので仕方なく。 』
社員さん『 あれ食べたの? 』
天秤丸 『 はい…。』
社員さん『 ちょっとついて来てくれるかな? 』
そういって社員さんは休憩室をでる。
俺もあわてて後を追いかける。
社員さんは店内に入る。
俺も入る。
社員さんドンドン歩いていく。
俺もドンドン歩いていく。
そして社員さんは足をとめた。
俺の耳元でボソっとこう言った。
社員さん『 言いにくいんやけど、君が食べたのはコレの試給品や。 』
そこにあったものは
アニマルビスケット
ワンちゃんニャンちゃん大喜び
社員さんは呆然としている俺を残し、ペットコーナーを後にした。
-完-