たらったら♪生活

10年前の子宮頸がん2b放射線単独療法経験日記

腔内照射 1日目 その1

2005-12-22 | 治療日記~放射線照射

腔内照射、1日目。
昨日の夜と今日の朝、看護師が回ってくる度に腹痛で苦しんだ
ことを医師に伝えるよう何度か訴えた。

「治療に行きますよ」と車椅子に座らされ、肩に垂直にブスリと
痛み止めの注射を打たれた。痛い時は痛いと言いたいので
「イッターーイ」と声を上げたが看護師はシカトで私を運ぶ。

放射線科外来の外照射を受ける部屋とは別の部屋。
私は注射のせいで少し眠くなり、とろんとしていたが不安定な
踏み台に上がり私の体がやっと乗る、とても狭い細長い
治療台に仰向けに寝る。膣から子宮に向けて治療するので
婦人科のように両足は開かされる。器具などでケガなど
しないようにか放射線被爆しないようにか
両足にはつま先から足のつけ根までカバーをつけられる。
医師に眠いですと言い医師もそれなら大丈夫だと
アプリケーターの挿入が始まった。
とたん私は意識がはっきりする痛みに襲われた。
眠い感じも一気に飛んだ。ものすごく痛い。「すごく痛い!!」
施行している医師と主治医と看護師、技師、そして
私自身も驚いた。こんなに辛いとは。

「体の力を抜いてはあーっと口から息を吐いて」逆出産?
「痛いねぇ。痛いねぇ」と肩の辺りを優しく撫でてくれるが
有り難くて申し訳ないという気持ちとそれすら要らないという
状態で治療台から飛び降りて逃げたいくらいだった。
(ふぅ、いつ思い出しても辛いなぁ)
「動かないで!」「我慢して」「ごめんね痛いよね」
私は「痛いー痛いー。」汗が出てきて「暑いー」
しばらくすると「寒いー」もう最後には「どんなわがまま
言ってもいいからこれだけは我慢して」と言われる始末。

私がものすごく痛がるのでアプリケーター挿入はとても困難で
時間もかかった。  続く。

(腔内照射はまったく痛みを感じない人も多いです。
 私の場合は本当に内診の時から痛かったので。
 また別の痛み止め方法にしていれば問題ありません。)


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