平和記念式典派遣の中学生
8月6日に広島市で開催された平和記念式典に参加した中学生が8月9日、市役所を訪れ大平悦子市長に式典への参加を報告した。
魚沼市では平成21年5月に非核平和都市宣言を行ったことに伴い、平成22年度から中学生を平和記念式典に派遣しており、今年も市内の中学校各1人の計6人が式典に参加、市民から寄せられた「平和の折鶴」を広島市平和記念公園内の「原爆の子の像」に捧げた。
平和記念式典に参加したのは森山芽衣さん(堀之内中3年)、瀧澤穂乃香さん(小出中2年)、水上晴葵さん(湯之谷中3年)、目黒菜月葉さん(広神中3年)、中澤実穂さん(守門中3年)、大島沙月さん(入広瀬中3年)の6人。
市役所を訪れた生徒たちに大平市長は「この事業を始めたのは、私たちがこうして幸せに暮している日本ですが、かつて戦争でどんなことがあったか、世界がこれから手を取り合って平和に生きていかなければいけないということを、次の時代を担う皆さんに是非知っていただきたかったからです。貴重な体験ができたと思ってもらえれば嬉しい」と話した。
続く報告会で生徒たちは「実際に体験した方の講話の中で、平和の大切さや命の尊さを伝えて欲しいとの言葉があり、私はそれをしっかりと全校生徒に伝え、改めて平和の大切さや自分たちの命の大切さを伝えようと思いました」、「聞いただけでは分からなかったことが、自分の目で見てしっかり確認してくることが出来ました。一番心に残ったのは式典に外国の人がたくさんいて、日本以外でもしっかり平和について考えてくれている人がいるのだなと思ったことでした」と式典に参加して感じたことを市長に伝えていた。