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囲炉裏端で昔ばなしを聞く会

2011-10-08 | インポート

会場和ませ楽しいひと時

Img_0412第12回「囲炉裏端で昔ばなしを聞く会」が10月1日、魚沼市根小屋の生活改善センターで開催され、会場を訪れた約100人が方言で語られる楽しい話しや悲しい話に聞き入っていた。
 この催しは「人が人に直接話し、やさしい心や生きる力を口伝えで行なうことの大切さを、昔語りを通して見直してもらおう」と有志による魚沼昔ばなしの会が毎年開いているもの。
 会場のステージには、ススキの穂や行灯、火鉢なども飾られ昔の雰囲気が再現される中、小学生を含む7人の語り部が昔ばなしを披露した。
 トップバッターで登場した古新田の佐藤晴美さんは「大よつばり」という楽しい話で会場を大いに笑わせ、大石の渡辺定子さんは、江戸時代にあった堀之内の大火にまつわる「狐火事」という話を披露。栃原峠に棲みついていた狐が銃で撃たれ、堀之内の医者がそれを助けてやる。ケガが直った後、狐は放されたが八幡宮で生け捕りにされ、狐汁にして食べられてしまう。その後、堀之内で火事があり、大きな火の玉が鉄砲撃ちや汁を食べた人の家に飛んでいき火事にしてしまったが、狐を助けた医者の家だけは燃えないで残ったという話を静かに語った。
 最後に登場した堀之内の小玉由紀子さんは、「おけさの唄」という佐渡の話を、三味線の演奏と歌も交えて語り、会場の人たちを楽しませた。


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