魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

記者日記

2015-06-20 | 小出郷新聞コラム

怖いものの代表的なものとして昔から「地震、雷、火事、親父」と言われている。地震の怖さは中越地震の際、身を持って体験した魚沼地域であるが、このところは雷注意報が発表される日が多い▼人体への落雷はそうあるものではないが、雷の発生することの多いこの時期は気をつけたいものだ。人体への落雷は大きく分けて3つのケースがあるそうで、そのうち雷による死傷事故のほとんどが側撃雷である。側撃雷とは、落雷を受けた物体や人の近くにいた際に、その人にもさらに放電が移ってくるもので、大きな木の下で雨宿りをしている時などに起こる▼雷への対策としては、まず、雷の発生・接近を知ること。モクモクとした入道雲はそのサインのひとつであり、雷鳴の聞こえる範囲はおよそ10kmと言われている。また、ラジオのAM放送はおよそ50km離れた雷からの電波雑音をガリッガリッという雑音によりラジオで拾うことができる▼落雷に対して安全な場所は自動車、バス、列車、飛行機、鉄筋コンクリートの建物の中、配電線・送電線の下ということ。丈夫な金属で囲まれている場合、落雷電流は金属を通って大地に流れ込むため安全で、配電線・送電線の下は、それ自体電気をよく通す導体でできており、雷をひきつける避雷針と同じ役割を果たすので安全なのだそうだ。建物の中は直撃雷の心配はないが、電気器具や天井、壁から1m以上離れたほうが良いらしい▼これとは逆に危険な場所としてはグラウンド、テニスコート、ゴルフ場、屋外プール、海があげられる。雷は落雷付近に高いものがあると、これを通って落ちる傾向があり、高いものほど落雷を引き寄せる効果が高いが、開けた土地においてはどこに落ちるか予測がつかないのだそうだ▼今年はまだ梅雨入りしていない(17日現在)本県であるが、毎年梅雨の末期の集中豪雨では水害が起きやすく注意が必要とされている。そしてゴロゴロと聞こえるときは雷にも注意したい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。