魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

「グローバルITパーク」がオープン

2016-08-27 | 16’南魚沼市のニュ...
企業集積で産業振興を


海外からIT企業を誘致、南魚沼市に集積させることで産業振興を図る「グローバルITパーク」が8月23日、同市浦佐の市役所大和庁舎1階にオープンした。
 グローバルITパークは、同市の国際大学の卒業生3600人余のグローバルリーダーのネットワークを活用しながらインド、スリランカなどの海外IT先進国からIT企業を誘致し、首都圏と時間的距離が近い同市に集積させることで日本企業の生産性を高め産業振興を図ることを目的としている。
 南魚沼市、県、国際大学、施設を運営するコンサルティング会社「アダム・イノベーションズ」が連携協定を結んで事業を推進。2030年までに350社の集積を目指す長期的構想で、事業推進のため海外企業進出の障壁となっている規制を軽減する特区の申請も行っている。
 その実験的事業としてオープンした同パークは市役所大和庁舎1階を改修し9~11平方㍍の企業ブース16室を整備、スリランカ、インドの5社が進出することになっている。
 この日、庁舎前で行われたオープニングセレモニーにはスジャン・R・チノイ駐日インド大使、ダンミカ・ガンガーナート・ディサーナーヤカ駐日スリランカ大使をはじめ関係者が出席した。
 井口一郎市長が「オープンを迎え喜んでおります。16社入居できるようになっており、これから新潟県、国際大学、入居企業、南魚沼市が固く連携しながら入居企業への支援策、海外企業への規制の軽減に努めたい。この構想は2030年に350社の誘致を目指しており、市として万全の体制をとりながら協力し構想の完遂を目指したい」とあいさつ、関係者がテープカットを行ってオープンを祝った。
 同パークに進出する5社は金融技術やヘルスケアなどを手がけており、11月までに入居の予定。今年度中にさらに7社が入居することになっている。

サマー・ジャズ・フェスティバル2016

2016-08-27 | ’16 魚沼市のニュース
受講生らの演奏を披露


現役一流ジャズアーティストとジャズセミナーの受講生が演奏を披露する「サマー・ジャズ・フェスティバル@魚沼」が8月21日、魚沼市小出郷文化会館大ホールで開催された。
 同館では、現役ジャズアーティストを講師とした「サマー・ジャズ・セミナー」が今年も8月19日から21日まで開催され今回新たに開講したジャズボーカルクラスの15人を含む34人が県内外から受講。ジャズ・フェスティバルはセミナーの「修了コンサート」として開かれている。
 第1部では受講生がセッションを組んで「JustFriends」、「Summertime」などの曲を次々と披露。新規開講のジャズボーカルクラスからもオーディションで選ばれた2人が出演した。
 また、毎年、学校で講師陣から指導を受けている小出高校吹奏楽部の生徒たちも、講師、受講生と一緒に「A列車で行こう」を演奏し会場から拍手を浴びた。
第2部でも受講生の演奏が行われ、コンサートの最後は池田篤さん(サックス)、井上智さん(ギター)、太田朱美さん(フルート)、椎名豊さん(ピアノ)、金子健さん(ベース)、高橋徹さん(ドラムス)、平賀マリカさん(ボーカル)ら講師、コーチ陣が演奏を行い、フェスティバルを締めくくった。

夭折の画家「佐藤英雄作品展」

2016-08-27 | 16’魚沼地域のイベント

9月4日から小出郷文化会館

夭折の画家「佐藤英雄作品展」が9月4日から魚沼市小出郷文化会館で開催される。
 この絵画展は、7月10日から8月21日まで同市清本の神湯とふれあいの里で開かれていたもの。
 佐藤英雄さんは1968年生まれ。小出高校では美術部に在籍、油彩作品「ポプラ・秋」が第1回国民文化祭美術展(文化庁ら主催)洋画部門で特選に選ばれた。
 高校卒業後は、市内の印刷会社に勤める傍ら、洋画研究グループ「白象会」に所属して精力的に創作活動を行ったが95年、27歳の若さで急逝した。
 作品展は「作品にもう一度光を当てよう」と同市青島の画家、早津さんや美術部OBが実行委員会をつくって開いているもので、会場には約20点が展示される。
 観覧時間は9時から17時まで。月曜休館(9月20日は休館)。入場無料。

わたしの主張魚沼地区大会2016

2016-08-27 | ’16 魚沼市のニュース
湯之谷中の遠藤君が最優秀賞


魚沼市の中学生が、日ごろ考えている清新かつ建設的な意見を発表する平成28年度「わたしの主張魚沼地区大会」(主催=魚沼地域振興局健康福祉部・魚沼市教育委員会・魚沼市青少年健全育成市民会議)が8月24日、小出郷文化会館小ホールで開催された。
 この大会は、次代を担う青少年を健全に育成するために、魚沼市内の中学生が日ごろ考えている清新かつ建設的な意見を発表するもの。大会には市内の中学校6校と県立小出特別支援学校の代表2人の計13人が参加し主張を発表した。
生徒や発表者の家族などでほぼ満席となった会場で生徒たちは堂々と主張を発表。審査の結果、「伝統の灯火を絶やさない」と題して発表した湯之谷中学校3年生の遠藤亮祐くんが最優秀賞に選ばれたほか、「温かみの先に」と題して発表した同校3年の堀遥花さんと、「大人への第一歩」と題して発表した広神中学校3年の佐藤綾桂さんが優秀賞に選ばれた。
また、昨年度から設けられた審査員特別賞は「若者が活躍できる地域づくり」と題して発表した広神中学校3年生の小峯瑠捺さんに贈られた。
最優秀賞に選ばれた遠藤くんは、様々な産業を支えている職人や農業の後継者不足を懸念。「大沢和紙は魚沼市大沢集落で代々受け継がれている伝統和紙です。しかし、今残っているのは僕の親戚ただ1軒です。この地域に住む人が減れば農家も減ってしまいます。こういった問題を解決するために世界中に日本の伝統や職人技をもっとアピールする必要がある。僕たちが日本を知ろうとすることが、日本の伝統や職人を守り受け継いでいくことにつながる」と発表した。
なお、主張の発表の後は県内を中心に演奏活動を行っているプロの音楽集団「アンサンブルオビリー」によるミニコンサートも開かれ、チェロとコントラバスによりモーツァルトの「ソナタ」やロッシーニの「チェロとコントラバスのための二重奏」などが披露された。
最優秀賞を受賞した遠藤くんは、9月18日に長岡リリックホールで開催される県大会に出場する。

まちづくり委の寺子屋「結」

2016-08-27 | ’16 魚沼市のニュース
夏休みの勉強をお手伝い



魚沼市まちづくり委員会では、夏休みの学習の仕上げをお手伝いする寺子屋「結」を今年も8月22日から24日までの3日間、小出小学校図書室などで開催した。
 寺子屋は同委員会が一昨年から開催しているもので、3年目の今年は市内の小学校の1年生から6年生まで16人が参加した。
寺子屋では元教員の人たちなどが講師となって夏休みの宿題を中心に行われ、子どもたちは夏休み帳やドリルを机に広げて勉強。心強い講師陣に解らないところを聞きながら子どもたちは夏休みの宿題に取り組み、休み時間には寺子屋のスタッフで魚沼マジッククラブ会員の大島文勇さんが行う手品なども楽しんだ。
 また、最終日の24日には小出島の正円寺でお楽しみ会が開かれ、魚沼昔語りの会の会員により小出の昔話「きつね」など4つの昔話が語られたほか、正円寺住職のお話などを楽しんだ後、参加した子どもたちに修了証が手渡された。