海外交流の生徒が報告会
この夏に行なわれた中学生・高校生海外交流事業に参加した生徒の帰国報告会が8月12日、市役所堀之内庁舎で行なわれた。
魚沼市では財団法人国際青少年研修協会が実施する海外派遣事業の参加希望生徒に市が補助金を交付する海外交流事業を行なっており、今年度は市内の中学生5人が12日間、オーストラリアで生活文化体験とホームステイを行なった。
オーストラリアでの生活文化体験に参加したのは馬場遥楓さん(守門中3年)、穴沢健人さん(同)、櫻井香穂里さん(同)、山口茜さん(同)、馬場一郎さん(広神中3年)。
報告会にはこのうち4人が参加、市からは町田昌教育長、星雅美生涯学習課長らが出席した。
報告会ではまず、参加者から「言葉は大切だけど、それ以上に心が通じ合うことや笑顔の大切さを知った」「食文化の違いにびっくりした。魚、肉、野菜などをバランスよく摂れる日本食は素晴らしいと思った」「オーストラリアの学校はクラスが無く総て移動教室。クラスメイトが出来たりするので日本の学校にクラスがあるのは良い」と参加した感想や今後の抱負が紹介された。
生徒たちの報告を聞いた町田教育長は、「皆さんから良いお話を聞くことができ、もっと参加者がほしいと思った。あなた方は海外で実際に身体をはって体験してきた。それをやり通した自信と度胸を誇りにして今後の糧にしてください」と生徒に話していた。